皆様、こんにちは!とうとう冬将軍が訪れ、栗東トレセンも最低気温が10度を下回ってきました。我が家でも例年通り、こたつが登場し、鍋料理が増えてきました。毎年毎年思うことですが、寒くなってくると一年の早さは、本当に早く感じてしまうなと思います。得意のYAHOOニュースでも紅白情報がチラホラと出てきていますしね。そんなYAHOOを見ているとUMAJOサイトと言うものを見つけました。女の人が来易く、買いやすい競馬場というのをコンセプトに作られているみたいで、中にはイケメンジョッキーやUMAJO専用の馬券購入機などの紹介がされていました。ギャンブルだけでない、ロマンのある競馬を伝える意味では、本当に大事なことだなと感心させられました。客層が変われば、また違った魅力も見つけてくれるでしょうしね。是非、皆様も一度チェックしてみてください。

それでは競馬の話に行きましょう。秋の続くG1戦ではマイルCSが京都競馬場で行われました。1番人気に支持されたのは皐月賞馬イスラボニータで、それに続くようにフィエロサトノアラジンの重賞未勝利コンビ、そして安田記念を制したにも関わらず、背痛で予定していた毎日王冠を止め、ぶっつけ本番で挑戦してきたモーリスが選ばれました。

レースはスタート直後、1番人気のイスラボニータが出遅れる形となる歓声が悲鳴へと変わりましたね。それを横目にハナを奪ったのはレッツゴードンキでした。そして続くようにクラリティスカイトーセンスターダムが付ける中、少し口を割ってうるささを見せたロゴタイプがその後につけました。そして、迎えた4コーナーでは外、外を回ってきたモーリスが追い出すと、もうエンジンが違うとばかりに引き離し春秋マイル制覇を達成しました。そして2着には、去年に引き続きフィエロ、3着にイスラボニータが入る結果となりましたね。

モーリス

今回パドックからモーリスを見ていても、70%程しかデキていなく、逆にフィエロは120%のデキだっただけに逆転もありえるなと思っていましたが、それでも、あの圧勝は正に怪物。そして、本当の意味で日本マイル界のエースの誕生だったと思います。2着に敗れたフィエロは馬体のデキ、騎乗、レース内容、どれを取っても完璧なレースだったと思います。それでも負けたのは、相手が悪すぎたとしか言いようがないと思います。3着に入ったイスラボニータは出遅れがあったものの、マイル適性の高さを見せてくれましたね。今後の路線にも注目をしていきたいと思います。

そんなマイルCS後には1・2着馬のモーリスとフィエロの香港遠征が決定しましたね。今回のレースでは、モーリスの怪物さが一際目立ちましたが、今回の勝利でマークされる立場となったことで、香港ではフィエロの逆転もあるかもしれません。その他にもヌーヴォレコルトダノンプラチナエイシンヒカリステファノスミッキーアイルと続々と出てくる豪華な遠征メンバーに、当日は香港まで競馬を見に行こうかなとすら思わされますね!見逃せない香港国際G1デイは12月13日ですからね!!

今週は複数G1ではありませんが、日本でも国際G1のジャパンカップが行われます。世界からは4頭の挑戦者が登録され、迎えうつ日本勢としても負けられない戦いとなりそうです。まず、1番人気には大関から横綱へと上り詰めたラブリーデイが挙げられるのではないでしょうか。それに続くのが、白い怪物ゴールドシップ、そして、ミッキークイーンとなりそうですね。

ミッキークイーン

その中で、私の注目もミッキークイーンになります。今回は、前に行く馬が少ないことからもペースはそこまで速くならないのではと思いますし、そうなればヨーイドンの競馬になった時、終いに切れる脚を持ち、尚且つ53キロといった斤量も魅力的だからです。秋2戦を戦ってきたことでの見えない疲労も気になる所ではありますけどね。その他には、距離が保てばラブリーデイの貫禄勝ちもありそうですし、シルバーコレクターサウンズオブアースの覚醒にも期待しています。そして、切れ味勝負となれば楽しみなショウナンパンドラもいますしね。外国からの刺客が紛れ込めば間違いなく荒れた馬券になるでしょうし、この日は皆様にとって稼ぐデイになってもらえたらと思います。