皆様、こんにちは!冬季オリンピックも日程を順調に消化していますね。特に今回ハマっているのがカーリングです。色々なルールを覚えていくと、そこには細かい戦術とストーンを投げるテクニックの攻防戦が面白くて仕方ありません。まるで競馬のポジション争いを俯瞰しながら見ているようで楽しいです。氷上のチェスと言われているのがよくわかります。

競馬も単にポジションを取るだけでなく馬の特性を考えた上になりますので、計算通りということは難しいのですが、それでも許容範囲の幅を大きく取りながら進められるといった点はならではだと思います。競馬で考えると福永君はスキップ(カーリングで最後のストーンを投げる人)にしても上手そうだなと。川田君は常にいいポジションへガードを置けそうだなとか、ルメールはドローショット(相手のストーンを弾き出す)でトリプルを平然と取ってきそうだなと想像しています(笑)。

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さて、我が家のキムチ圭太神話が更新されました。先週土曜日のお昼にキムチチャーハンを作ってもらった矢先に戸崎君が勝利しました。それを見て、夜はキムチ鍋のキムチ日だと我が家で盛り上がって準備をしていると、なんとメインのクイーンCでは戸崎君騎乗のプレサージュリフトが勝利しました。新馬戦の走りからも非凡さを感じていましたが、まだまだ余裕のありそうな勝ちっぷり。クラシックに向け横綱級の馬の出現とキムチ圭太の勝利に我が家は大盛り上がりとなりました。

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日曜日の京都記念で1番人気に推奨されたのはユーバーレーベンでしたが調教師のコメントとは逆に敗戦してしまいました。負け方もよくありませんでした。スタートを出たことでポジションを取りにいき、気難しい馬が途中でプレッシャーを与えられてしまうレースをしました。これにより集中がきれ、最後は前を捕まえられないだけでなく、後ろからも差される展開に。開幕週であることからも選択は分かりますが、これからのことを考えれば教えてきた競馬を徹底してほしかったレースでした。

勝利したのはアフリカンゴールドでしたね。この馬は若い時から注目を集めるも、気性の難しさがあり現調教師の田中克君が調教してきた馬だと思います。その時から資質を見抜き、どうにか能力を活かせる走りをと教え込んできたことが去勢という試練を乗り越え、厩舎スタッフの思いが身を結んだ勝利だったと思います。

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東京で行われた共同通信杯では非常に見応えあるレースが繰り広げられました。勝利したのはダノンベルーガと松山君のコンビでした。この馬の新馬戦を見た時にスケールの大きさを感じたのですが、まさにそれが確信させられたかのようなレースでした。これがダービー馬になるのではないかというほどの雄大さとパワー、そして素晴らしいフットワークに堀厩舎のドゥラメンテを思い出させてくれる走りでした。

まだまだ厩舎の先輩ほどの圧巻さはないにしても、素晴らしい走りにイクイノックスとの対決が今から楽しみになりました。皐月賞向きではないと思いますが、どうなっていくのか楽しみな一頭です。クラシックに向けて牝馬牡馬と楽しみな馬が出てきましたので、今年も春の決戦が待ち切れません。

今週は2022年最初のG1フェブラリーSが行われます。混戦極める一戦ですが、注目はなんと言っても連覇を狙うカフェファラオになるのではないでしょうか。初コンビの福永君がどのように乗るかですが、内でモマれるのが良くない一頭のため戦略が楽しみになります。しかし、相性があまりよくないタイプだと思いますので、枠順が非常に大事になってくるのではないでしょうか。

そういった意味で固く信用できそうなのはレッドルゼルと川田君のコンビではないでしょうか。距離の心配こそありますが今の川田君ならば持たせることができると思っています。その他にも古豪インティアルクトススワーヴアラミスらがおり混戦が予想されます。是非、最後の直線ではみんなでヤップ!ヤップ(カーリングで氷上を履き進めという用語)!と自分たちの応援した馬が抜け出せるように応援しましょう(笑)。