
元騎手という視点から最新競馬ニュースを大胆解説。愛する競馬を良くするために、時には厳しく物申させていただきます。週末重賞の見所と注目馬もピックアップ!
1番強いと分かっていたからの苦悩
2026/4/9(木)
皆様、こんにちは!最近は私の大好物のイカが色々なところで出始め、ついつい買い物に行くとイカ刺しを買ってしまいます。イカ刺しを食べながらクイッと1口飲むお酒が美味しく、今度は活イカを探したいなと思っています。


先週の大阪杯を制したのは、ピンク帽を着けた北村友一騎手とクロワデュノールのコンビでした。ダービーまでは圧巻の走りも、そこから海外挑戦など難しい戦いに馬自身のリズムが変わってしまいました。本領発揮がなかなか出来ませんでしたが牧場、厩舎と立て直しを図り、北村君はレース当日にも栗東で坂路に騎乗してから挑んだ一戦で同馬にとって久しぶりの勝利をG1で挙げました。
※上位騎手は競馬場の調整ルーム滞在が普通で、若手は土日のレース前にもトレセンで調教に乗ることがあります。
スムーズに乗る事を心がけてクロワデュノールのことを1番理解しているから彼だからこそ、見ている方も嬉しくなりました。今年の主役はこの馬だ!と見せつけるインパクトでしたね。2着に入ったメイショウタバルと豊ちゃんも素晴らしいレースをしました。4角での落鉄が無ければと思うほど完璧なレースでこれぞ阪神巧者。桜舞い散る中、素晴らしいレースをした全馬に拍手を送りたいです。

今週は桜の女王を決める桜花賞が阪神競馬場で行われます。人気を集めるのはドリームコア、スターアニスの2頭ではないでしょう。ドリームコアはもう少し長い距離、スターアニスはもう少し短い距離が合うように感じていますが、どちらも超一級品の素質を見せつけてほしいと思っています。
そこに前回、豊ちゃんが脚を測ったアランカールや骨折明けも素質は本物フェスティバルヒル、師匠と夢を掴んでほしいナムラコスモスにも注目しています。さぁ牝馬クラシック第一弾、競馬場で生観戦はイカがでしょう!
プロフィール

松田 幸春 - Yukiharu Matsuda
北海道生まれ(出身地は京都)。1969年騎手デビュー。通算成績は3908戦377勝で、その中にはディアマンテ(エリザベス女王杯)、リニアクイン(オークス)、ミヤマポピー(エリザベス女王杯)など伝説の名馬の勝利も含まれる。1987年にアイルランドの研修生として日本人騎手では始めて海外の騎乗を経験しており、知る人ぞ知る国際派のパイオニア。1992年2月の引退後は調教助手に転じ、解散まで伊藤修司厩舎の屋台骨を支え、その後は鮫島一歩厩舎で幾多の名馬を育て上げた。時代を渡り歩いた関西競馬界の証人であり、アドバイスを求めに来る後輩は後を絶たない。





