
外枠有利の新潟直線1000mで最内枠から内ラチ沿いを通って勝利するなど、その大胆な騎乗に注目度が
日増しにアップしている永島まなみ騎手が、騎乗論から日常まで余すことなく語りつくします!
人気薄のミルミナーヴァで快勝!プレイバックと明日使える"鞍"の話
2026/8/21(金)
先週土曜は見事人気薄のミルミナーヴァを勝利に導いたまなみ騎手。快勝の舞台裏から今週末の騎乗馬のお話、そしてファンの方の質問コーナーでは鞍の話を掘り下げます。鞍の数から種類、置く場所のお話まで、今週も内容盛りだくさんでお届けします!
ミルミナーヴァで快勝!勝利の舞台裏
——今週はやはりこのお話からでしょう。先週土曜の中京10R・3歳上1勝クラス、ミルミナーヴァでの勝利おめでとうございます!
ありがとうございます!
——まずは状態面から伺いたいのですが、「使い詰めだった前回と違い、一息入れて立ち直っていた」とのことでした。実戦では初騎乗でしたが、どのあたりに違いを感じたのでしょう。
返し馬から元気が良かったですし、疲れも感じませんでした。厩舎の方がいい状態に仕上げてくださいました。
——5枠9番という枠順はいかがでしたか?
ちょうど良かったと思います!
——好スタートを決めて先手を主張しにいきました。内のアスクムービーオンを行かせる形で2番手となりましたが、これはイメージ通りだったのでしょうか。
返し馬が終わってからポケットを回っていた時に、馬が周りをキョロキョロしてあまり集中していない感じだったんです。
これまで乗っていた(富田)暁さんから砂を被ると良くないと伺っていたので、砂を被らないポジションで、逃げる馬を行かせての2番手がいいなと思っていました。キョロキョロしたり集中力が怪しい分、何か目標を置いて乗ろうと。
——ハナだと逆に物見してしまうパターンだったのでしょうか。
物見はなかったと思いますが、初めてレースで乗せていただいた中で、何か前に目標を置いたほうが集中してくれそうな感じはありましたね。
——前半600m34.4となかなかペースは流れていました。道中の心境を伺いたいです。
そうですね、外にも先行馬はいる分簡単には引けませんし、ミルミナーヴァはいい手応えで回ってくれていました。ペース的には速いとは思いつつも押し切ってくれて良かったです!
——早め先頭という形でした。1頭だけになり、後ろから目標にされるというのは難しいところだったのでは…
過去の映像を見てもちょっと早めに動いても踏ん張ってくれそうだったので、少し早めに動いたんです。ただ抜け出してからもフワフワしてしまうところはありましたね。それでもよく頑張ってくれました。
——それでも最後は突き放して完勝しました。まなみ騎手は追い切りには騎乗されていましたが、このくらい走れる感触はあったのでしょうか。
元々現級でも3着には来ていましたし、追い切りに乗せていただいた時もすごく雰囲気は良かったので、自信を持って臨めました。
——この馬の長所と課題についても伺ってみたいです。
すごく一生懸命で、辛抱強いところがいいところです。早めに踏んでも最後まで応えてくれて、粘り強く頑張ってくれるのがいいところだと思います。課題は集中力ですね。集中力がもっと上がれば、更に良くなってきそうです!
——昇級戦となる次は…
馬の状態次第にはなりますが、一応阪神の開幕週、日曜の最終レース(9月6日日曜阪神12R・3歳上2勝クラス、ダート1400m)となるようです。使う場合は乗せていただけるとのことで頑張ります!減量も効くレースなので楽しみです。
——翌日の中京11R・3歳上1勝クラスではフルールジェンヌに騎乗され、果敢に逃げるも最後は捕まり6着という結果でした。前半600m33.5、ちょっと速かったですかね…
そうですね、逃げたくはなかったんです。逃げ馬の後ろにつきたかったのですが、メンバー的にも行く馬がいなかったんです。
2番手にいた太宰さん(12着キョラムン、太宰啓介騎手)がスタートから3コーナーまで、内ラチ沿いから3、4頭目を走っていて内を開けていて、その後ろにも入れず…。もっと早めに控えれば良かったです。
——スタート後、外にいた太宰騎手のキョラムンが一旦先手を主張する動きを見せていました。まなみ騎手はこの地点でハナに行くか、控えるか迷いはあったのでしょうか。
押し出されるならまだしも、行く気はなかったんですよね。結果論、あれだけ速くなるならスタートしてからもう少し早く控える形が良かったですね。
——まなみ騎手の中で、他に"こうしておけば良かった"という部分はあるのでしょうか。
本当にスタートからのポジション取りですね…
——それでも前半600m33.5と流れながらも残り100mまで先頭だったあたり、力のある馬ですね。
そうですね、距離は1200mがベストかなと思います!次も頑張ってくれると思います。
相棒スリールミニョンと新潟へ!
——今週末は土曜新潟で5鞍、日曜中京で2鞍の計7鞍を予定されています。いつも通り実戦、追い切りに騎乗経験のある馬を伺っていくと、やはり注目は土曜新潟7R・朱鷺Sの自厩舎スリールミニョンだと思います。2年前の新潟2歳S以来の新潟参戦です。
左回りの1400mは合っていると思います!いい競馬をしてくれたらと思っています。
——この中間、まなみ騎手は2週前追い切り、1週前追い切りと騎乗しました。追い切りを重ねて変化はありましたか?
最初に乗せていただいた追い切りはちょっと重苦しさを感じるところがありました。ただ1週前追い切りではそういった重苦しい部分も解消されていましたし、折り合い面や、過去にあった右に張るような面も大丈夫でした。
——1週前追い切りは全体52.0、ラスト1F12.5、まなみ騎手の感触としてはここ最近の中でもいいほうなのでしょうか。
時計はしっかり出てくれていますが、1週前追い切りに限れば、前回乗せていただいた追い切りのほうが反応的により素軽い感じはあったかもしれません。
ただ今週の最終追い切りは助手の西岡さんに乗っていただいて、1週前追い切りの後にだいぶ馬が良くなってきているとおっしゃっていました。賢い子なのでレースに向けて徐々に変わってきてくれているのかなと思います。
——馬が自分でレースに向けて身体を仕上げるというパターンですね。
そうですね、ミニョンは本当に賢い子です!
——ここ2走と違って最終追い切りはまなみ騎手が騎乗されませんでしたね。
元々西岡さんから、「1週前追い切りの後の雰囲気を見て当週乗ってもらうか決めるわ」と言われていたんです。その感触から今回は最終追い切りが西岡さんでした。
——距離短縮の一戦となります。イメージとしてはある程度前に、という感じなのでしょうか。
ゲート次第にはなると思います。逃げては勝っているものの、個人的には脚が溜まっている時のほうが一脚使ってくれる感触があるんです。どこかで抱えるところがあるほうがいいかもしれません。
——まなみ騎手としても力の入る一戦ですね。
そうですね、頑張ります!
——この日の10R・3歳上1勝クラスでは、自厩舎の"ポぺさん"ことポペットと3戦連続のコンビを組まれます。新潟外回りマイル、入って良かったですね。
入って良かったです!前走後に私がここを使ってほしいと言ったので。ポペット自身乗っていて疲れは感じませんし、相変わらず動きもいいです。外回りという点がこの馬にとってプラスだと思います。
——この中間も毎週追い切りに騎乗されています。気配はいかがでしょう。
ちょっと痩せたかなと思ったのですが、在厩で調整している分そこまで細く見えません。最初は調教の時にトレセンのEコースなど馬場に入れる時はグーっとイレ込むところがあったんです。それが徐々にリラックスして運動できるようになってきました。
——今週の坂路での追い切りは馬なりで全体54.2、ラスト1F12.5でした。まなみ騎手のイメージ通りだったのでしょうか
そうですね、ちょっと逆時計になってしまいましたが、ハロー前の結構重たい馬場だったので、その中でも時計はしっかり出てくれていたと思います!
——先程体重面の話になりました。2走連続で馬体重が減っている状況での新潟への輸送となります。こちらはいかがでしょう。
体重は減っていましたが、今はまた増えてきたのであまり変わらずに出られると思います。楽しみです。
——翌日日曜、中京3R・2歳新馬ではファインニードル産駒のヴィスタグロッサに騎乗されます。今週水曜、坂路で最終追い切りに騎乗されました。
当初は併せ馬の予定だったのですが、後ろの馬が来なかった分、全体的にはゆっくりの時計になりました。
根は素直な子です。切れるというよりは少しワンペースなタイプなので、なるべく流れに乗って前前で運べればと思います。
——感触的に中京の芝1400mという舞台設定はいかがでしょう。
ちょうどいいと思います!まだこれから色々力を付けてくれればというところですね。
——ゴドルフィン所属馬には1年4カ月ぶりの騎乗になります。日曜の騎乗馬2頭はどちらも高橋義忠厩舎のゴドルフィン所属のファインニードル産駒ですね。
そうですね、2頭とも。いい結果を出せるように頑張りたいです!
奥深い鞍の世界!危なかったCBC賞
——先週のコラムでは乗せてもらったお礼にジュースのケースを贈るというトレセン文化に触れました。初めて知ったという方も多いようです。
トレセンではアレですが、外ではアレですよね(笑)
——PN.かわさんから「普段聞くことのできない競馬界の裏話でとても興味深く読ませてもらいました。(ミルミナーヴァで)勝利ということで、早速、橋田厩舎には飲み物3箱をお送りされたのでしょうか?」というご質問がありました。
そうですね、3ケース送ってきました!
——いつものように橋田厩舎に行って、ミルミナーヴァにもお礼を言って。
行きました行きました!耳を絞って、めーっちゃくちゃ怒ってました(笑)
耳を絞りご機嫌ナナメのお嬢様
まなみ騎手ご提供
——先週はよくも私のことをムチで叩いてくれたなと。
たぶんそんな感じですね、もう耳がないんじゃないかというくらい耳を絞って怒ってました(笑)
——写真撮れましたか?
厩舎の方に協力していただいて、なんとか可愛い写真が撮れました!
歴史的和解(おやつ)
まなみ騎手ご提供
——仲直りできることを祈っております。しかしトレセンが凄いと思うのは、勝ち祝いもとにかく多いことです。未勝利を勝っても宴会があったり…
確かにそうですね、未勝利でもありますし凄いですよね。私は未勝利だと勝ち祝いはあまりないですが、やっている方は未勝利でもやっていますね。
——まなみ騎手の場合、自厩舎の高橋厩舎が勝った際の勝ち祝いも行かれるのでしょうか。
自厩舎の会は行ってます!ただ最近はまったくないな…。最近いつだろう?フルフル(古谷助手)や梶さん(梶原助手)といった、いつも一緒に行くメンバーが今北海道に行っているんです。北海道開催の前に一回集まりましたね。
——すると古谷さんや梶原さんが帰ってきたらまた勝ち祝いですね。
フルフルと梶さんが帰ってきたら、とりあえず焼肉に行きましょうと私が言ってます(笑)
——まなみ騎手が焼肉を食べたいだけのイベントのような…
ちゃんと私が払います(笑)
——楽しみなところです。さて、今週のファンの方の質問コーナーですが、まなみ騎手、最近"JRA FUN CLUB"の公式動画の出演が多いですよね。
皆さんすごく見てくれてますよね!トレセンでも「見たでー!」と言ってくださる方がいて嬉しいです。
——詳しい内容は動画を見てもらうとして、字が褒められていましたね。
褒められましたね!習字も習っていないので全然綺麗ではないんですが…(笑)。褒められることがなかなかないから嬉しいです。
——まなみ語録も増えて、まな民の方は喜んでいるようです。
本当ですか!嬉しい。ありがとうございます。
——その最新動画に関連して、PN.さばみそさんから「松山騎手と望来騎手からいただいた2つの鞍を大切にされているとのお話がありましたが、ジョッキーのみなさんは全部でいくつ鞍を持ってるのでしょうか??」というご質問がありました。
持ってる人は結構持っていますね。競馬場ごとに鞍を置いている方もいますし。私は合計20個くらい持っています。
——まなみ騎手は鞍をローカルに置きっぱなしにしたりは…?
ローカルに置きっぱなしはないですね!主場の京都と阪神には2つずつ置いたままにしてあります。
——まなみ騎手のこの20という鞍の所有数はジョッキーの中では多いのでしょうか。
普通だと思います、なんなら少ないかもしれません。30鞍とか持っている人はいるでしょうし。
——川田騎手は鞍を多く持っているイメージです。
川田さんは多いですね。各競馬場に置いていらっしゃいます。
——そもそも鞍は使っていけば消耗するものというイメージがあります。どれくらい持つのか気になるところです。
鞍はデビューした時から使っていますね。アブミのほうが消耗品です。いつも検量するために鞍を組み立てる時に、アブミが切れていないかチェックするんです。細いアブミだと、ゲートの中でぶつけたりするとアブミが割れて危ないんです。
それこそ最近、CBC賞でジェニファーに乗った際、私は細いアブミが乗りやすくて好きで使っているのですが、ジェニファーの鞍検量の時にアブミをチェックしたら割れてて。
それもあって検量委員の方に鞍を変えていいですか?と申告して、検量し直しました。もう少しで危なかったですね。
——もしまなみ騎手がチェックせずにそのままレースに乗っていたら…
バキって割れていたかもしれません。線が入って割れていたので。
——アブミの予備はいくつくらい持っていたのでしょう。
3つくらいしか持っていなくて。別にそのアブミを使わずとも乗れるのですが、今使っているちょっとギザギザの、細くて軽めのアブミが一番乗りやすいんですよね。
——鞍の手入れなどはどうされるのでしょう?
バレットさんがいるジョッキーは大体バレットさんがされていると思いますね。天気によっては時間が掛かります。雨とかだともうグチャグチャなりますし…。雨の日のバレットさんは大変です。
鞍を知ろう!鞍の種類から置く場所まで
——PN.さばみそさんからは「各競馬場に置いておくのか、開催毎に持っていくのでしょうか?」というご質問もありました。中京開催中なので中京に置きっぱなしなのでしょうか。
今は中京に置きっぱなしですが、今週土曜は新潟なので、新潟に行く前の週に自分で必要な鞍とヘルメットを用意して新潟に送っちゃいます。
——今回は新潟にどのくらい送られたのでしょう。
4つだったかな?その次の週も中京での騎乗なので、土曜の新潟競馬が終わった後に中京競馬場に送ってもらいます。日曜日はもう中京に鞍があるので必要ないので、翌週使えるように。
——今の時期は新潟競馬の終了時刻が遅いです。準備して送ってからの移動は大変なのでは…?
そうなんです、なので急いで準備します。今回はバレットさんにお願いしようかなと。
——バレットさんというと、まなみ騎手の場合は"アネキ"と呼んで慕う小牧ひかりさんに。
ですね、同じくアネキが担当している(坂井)瑠星さんが新潟で騎乗するので、アネキに頼みます!
——さすがに土日違う"節内移動"で競馬場に騎乗する際、鞍を忘れたというケースは…
私はないですね…。ただ以前、節内移動の時にある程度は鞍のセットを送っていたのですが、水曜の想定が出てから騎乗依頼が増えて腹帯が足りなくなってしまい、原先輩(原優介騎手)に腹帯を貸してもらったケースはあります。
——鞍本体が足りないケースでなくてまだ良かったです。
良かったです、腹帯は洗濯するなどしないといけないので、用意するのに時間が掛かってしまうんです。
——以前まなみ騎手が吉村誠之助騎手に鞍を贈られたエピソードを思い出しましたが、当時「重い鞍をあげた」とおっしゃっていた記憶があります。これはなぜ重い鞍だったのか、今更ながら聞きたくなりました。
たぶん誠之助に聞いたと思うんです。軽い鞍と重い鞍どっちがいい?と。他の方にも買っていただいて軽い鞍が足りていたのか分かりませんが、重い鞍を希望されたんだと思います。
——軽い鞍と重い鞍、何が変わるのでしょう。
小さい鞍は軽いのですが、鞍の重量が軽い分、鞍の鉛ゼッケンのポケットに鉛を入れることになるんです。斤量に足りない時は鉛を追加して入れていきますが、ポケットに限りがあるんです。
加えて鉛を入れていくと、ちょうどアブミのところに鉛が当たる形になってしまい、足が痛くなってしまうという側面もあります。
——自分の体重と斤量次第になってしまうのですね。
そうなんです。重たい58kgに乗る時は軽い鞍で乗ってしまうと鉛を多くしないといけないので、最初から重たい鞍を使うことになります。
——軽い鞍と重たい鞍、乗っていて違いはあるものなのでしょうか。
軽い鞍だと全体的に薄っぺらいので、鞍がちょっとズレやすいところがあるんです。
——まなみ騎手の好みは軽い鞍、重い鞍、どちらになるのでしょう。
私は重い鞍のほうが好きです!軽い鞍も持っていますが、体重にも余裕があるので重たい鞍でも問題ないんです。
——更にPN.さばみそさんのご質問をご紹介すると、「特に気合の入るレースはこの鞍にするなど何かこだわりはありますか?」というメッセージもありました。多くのご質問、とてもありがたいです。
鞍はないですが、アブミはありますね。それこそさっき言ったギザギザのアブミは、私的には引っかかったりするような馬だとこのアブミのほうが乗りやすいんです。
——まなみ騎手の場合はお父さんがジョッキーでした。鞍やムチなど、何か馬具で受け継いだケースはあるのでしょうか。
何もないですね(笑)
——何もない。
園田に行ったら、父が昔使っていたであろう馬具が結構置いてあったりするんです。たぶん後輩ジョッキーにあげたんだと思います。
——園田に行くと"永島太郎"と書いてある馬具が置いてあるのでしょうか。
父の勝負服が貼ってある鉛ゼッケンが後輩ジョッキーの鞍置きにあったんです!
——以前から私が気になっていたこともついでに伺いたいのですが、ジョッキーがたまに「僕は鞍を(馬の背中の)前のほうに置く」ということを言っています。前に置く、後ろに置くでどう違いが出るのでしょう。
人により乗っている時の重心が違うんです。川田さんや(荻野)極さん、あとは(横山)武史さんは後ろから馬を押されるイメージなので、皆さんは鞍を後ろ目に置いてくれというオーダーが出ると思います。
前過ぎると鞍がズレやすいので、あまり前過ぎるのも良くないんです。私も鞍が前になりがちなので、最近は意識的にもう少し後ろにしています。好みはないのですが、今までは前だったので。心がけています。
——数センチ置くところが違うだけで違和感があるのか気になるところです。
全然違いますね!以前サウジアラビアに行かせていただきましたが、サウジは極端に前に鞍を置いていたんです。
——サウジアラビアだとまなみ騎手が自分で装鞍できない。
そうなんです、鞍を後ろに置いてほしいとゲート裏でお願いしても、なぜか前のほうに置かれてます(笑)
——前派と後ろ派、ジョッキー全体ではどちらのほうが多いものなのでしょう。
後ろ派のほうが多いと思います!
——ジョッキーの方はレース映像を見ても「ああ鞍が前のほうについているな」と分かるものなのですか?
分かります分かります!返し馬が終わった後に鞍がズレてるかな?と思ったら、他のジョッキーの方に「ちょっと鞍ズレてます?」と聞いたりします。
——皆さん教えてくれるのでしょうか?
教えてくれますね、「大丈夫ちゃう?」と言われることもありますし、「置き直したほうがいいんちゃう?」と言われることもあります。
置き直す場合は、返し馬が終わってからゲート裏でJRAの職員さんに「鞍を置き直したいです」と申告します。一度馬から降りて、口を取っていただいて置き直して。私もたまにあります。
——普段注目していない部分でした。今週も勉強になりました。来週もよろしくお願いいたします!
よろしくお願いします!
いつも永島まなみ騎手コラム"まなみの学び"をご覧いただきありがとうございます!コラム開始約3年、ここまでまなみ騎手に色々な質問に答えていただきました。
"ファンの皆様と共に歩む"コラムとして、これからもファンの皆様の質問を幅広く頂戴し、ご本人に聞いていこうと思っております。
競馬に関すること、そして日常生活について、永島まなみ騎手にこれだけは聞いてみたい!ということをぜひご応募ください。頂いたご質問、メッセージは上記のようにご本人に届けさせていただきます。
すべてのご応募はメールにて受け付けております。メールの件名に「まなみ騎手へ」、本文にお名前(ペンネーム)を記載の上、以下のアドレスまでご質問をお願いいたします。皆様ぜひご投稿よろしくお願いします!
manami_nagashima@keibalab.jp
プロフィール

永島 まなみ - Manami Nagashima
2002年10月27日生まれ、兵庫県出身。
父は兵庫競馬で数多くの重賞を制した永島太郎元騎手(現調教師)。父の背中を見てジョッキーを志し、幼少期から乗馬を始め、2018年に競馬学校騎手課程37期生として入学。2021年にジョッキーデビュー。
同年3月14日中京2Rでアクイールに騎乗し初勝利を挙げると、1年目はJRA7勝を挙げる。そして2年目の22年に3倍となるJRA21勝を挙げ躍進。外枠有利が定説の新潟直線1000mで、セルレアを内ラチ沿いから勝利に導くなど大胆な騎乗も多く、ファンを魅了する騎乗に注目が集まっている。趣味は映画、ドラマ鑑賞、料理。好きな言葉は「一生懸命」。常に上を目指す期待のアスリート。




