先週に続き今週末の3日間開催も阪神で騎乗するまなみ騎手。新馬などの感触から重たい栗東トレセンの馬場の話、そして"まなみトーーク"は第6弾、初めてゲストに先輩を迎えて団野大成騎手が登場!今週も内容盛りだくさんでお届けします!

最後の3歳未勝利で生まれた課題…

——先週の競馬のお話から伺いますが、日曜の阪神4R・3歳未勝利でコンビを組んだ自厩舎のオーマイラッキーンは果敢にハナを切るも、最後は止まってしまい8着という形でした。距離と見ていいのでしょうか。

最後の1Fで止まってしまいました…。連闘で少しテンションは上がっていましたが、それでもオーマイなりに落ち着いて挑んでくれたかなと思います。

★

——内枠4番からの逃げ、これはまなみ騎手の作戦通りでしたか?

そうですね、最後の未勝利戦だったので、思い切って乗りました!

——前半1000m通過は59.5、まなみ騎手からするともう少し落としたかったのでしょうか。

後ろもそこまで離れていなくて、落とそうにも落とせず…

——2番手のノブレスラブリエ松若騎手に張り付かれる形だったのも厳しかったということですね。

そうだと思います、ちょっと厳しい形でした。

★

——最後の未勝利で条件が少なかったことも痛かったと思いますが、まなみ騎手とのコンビで3着、4着が1度ずつあるだけに、まなみ騎手の中でも悔しい思いがあると推察します。

ワンパンチ足りないところはあったものの、いつも堅実に走ってくれました。オーマイ自身いつも一生懸命頑張ってくれただけに申し訳ないです。

——ちなみに今後はどうなるのでしょう。

地方競馬に行くことになると思います!地方でも頑張ってほしいです。

——"オーマイ"の今後に期待しています。現3歳世代、関西圏最後の未勝利となった日曜の阪神6R・3歳未勝利ではレッドバベルと初コンビを組むも、3、4コーナーで少しスムーズさも欠いて9着でした。スムーズならもう少しは…というところだったでしょうか。

★

向正面まで上手に走ってくれたのですが、3、4コーナーで前の城戸さん(15着ハーブドーレ城戸義政騎手)の後ろは嫌だなと思いつつ、そこから外に出せる感じもなく…

仮に外に出すと外の5頭目を回ることにもなるので内を選択したものの、城戸さんはうまくパスできた後に12着だったメイショウハーブスが思ったより早く下がってきてしまって。馬に申し訳ないリズムになってしまいました。

——大外枠から少しずつ内に入っていって、3コーナーでは内ラチ沿いまで行きましたが、これはある程度意図があったのですね。

向正面に入った時点で人気薄だった城戸さんの後ろと、ちょっと嫌なところに入ったなとは思っていたんです。外からも上がってくる馬もいましたし、それもあって内を選択しましたが、私の3コーナーからのリズムが悪かったですね…

★

——ハーブドーレがあの下がり方をすると後ろのジョッキーは苦しそうな…

そうですね…。ただ私の考え不足もあったと思います。

——道中少し押っつけ気味に見えました。

序盤、砂を被ると少しフワフワするところがあったんです。その影響ですね。

——調教の動きだけならもう少しやれていい馬のようにも感じます。

そうですね、馬っぷりは良かったですし、申し訳ないところです。今後また機会があれば乗せていただきたいところです。

★

——先週のお話に関連してですが、PN.かわさんから「先週のコラムで"トレセンの馬場もめちゃくちゃ重かった"とおっしゃっていましたが、調教をつけるにあたり馬場が重いと思うように調教がつけられないなど影響はあるものなのでしょうか?」というご質問をいただいています。

思うように調教をつけられないというより、重い分時計も出ませんし、良馬場より負担が掛かる分オーバーワークになりやすい部分はあるかなと思います。

——重たいウッドで追い切った後は馬の疲れも違うものなのでしょうか。

今週もそうでしたが、終い動けないですね。普段もっと動けている馬も時計が掛かっている感じがあります。息遣い的にもしんどそうな部分が見られます。

——体力的にまだまだな2歳馬たちには試練ですね…

そうですね、ちょっとかわいそうではあります。ただ天気ばかりはどうにもできない…

★

——よくウッドが重いとポリトラックや芝コースで追い切る馬もいますが、中には坂路でしか追い切れない馬もいます。こういう馬はウッドが重い日の追い切りは大変そうな…

脚元が悪い子は馬場で追い切ると脚に来てしまうので、調整が難しいと思います。

——ここ数日トレセンの馬場が重い日もあった中で、自厩舎である高橋康之厩舎ではどんな工夫があったのでしょうか。

朝、馬場が開場してハロー明けすぐに乗れるように、時間を詰めて乗ったりはしていました。ハロー明けならまだ多少はマシだったかなと思います。重いには重いです。

——ふと思ったのですが、良馬場の乾いたダートと、水分を含んだウッドだと、乗っていてどちらが重たいものなのでしょう。

水分を含んでいるウッドかもしれませんね。乗っている感じは。水分を含んだウッドは重くて馬が走りづらそうにしています。

★

PN.726さんご提供

自厩舎の新馬などと挑む3日間開催!

——今週末は3日間開催です。全て阪神で、土曜2鞍、日曜2鞍、月曜3鞍の計7鞍に騎乗されます。実戦、追い切りに騎乗経験のある馬を中心に伺いますと、まずは土曜阪神1R・2歳未勝利のアイシテルヨナオミは前走に続くコンビとなります。

距離も延びますが、今週の追い切りの動きも前走の時より素軽くなってはいました。キレるタイプではありませんし、なるべく前前でリズム良く運べればなと思います。

——400m距離を延ばしてダート1800mという条件になりますね。

距離が延びることについては問題ないと思います!

——ここ2週連続で追い切りに騎乗されています。前走から何か変わった部分はありますか。

精神的に少し大人になってくれていますね。前走以前は1頭だけだと歩けない感じがあったのですが、今回の中間は1頭でも歩けていますし、追い切りでも少しずつ前向きさが出てきました。成長してくれている感じがあります。

★

——この日の5R・2歳新馬では自厩舎のセイフェリーチェに騎乗されます。毎週追い切りに騎乗されていますね。

調教からずっと乗せていただいています。新馬向きのタイプで、ゲートも既走馬たちより速いです。距離、条件は合うんじゃないかなと思います。

——追い切りを重ねて変わってきた部分はあるでしょうか。

元々行く馬ですが、より前向きと言いますか、ハミを噛むところが出てきた感じですね。

——モーニン産駒の牝馬です。芝1200mでのデビューについてはいかがでしょう。

元々うちの厩舎には同じモーニン産駒のブレイジングスターがいるので、この馬もダートかなと思っていたんです。

ただ思ったより軽い走りをする馬で、最初は芝1200mでもいいんじゃないかなと思いました。ブーとはタイプが違いますね。

★

——自厩舎恒例、ニックネームと性格について伺いたいです。

"セイちゃん"と呼んでます!

——吉村誠之助騎手と同じニックネームですね。

ああもう全然、一緒にしちゃダメ(笑)

——一緒にしないで。

誠之助はもう私のことをめちゃくちゃイジってくるんで。セイちゃんはすごく素直でめちゃくちゃいい子なんです、全然違います(笑)

——普段からいい子なんですね。

めちゃくちゃいい子です!2歳なのに、3歳の先輩たちを誘導したりするんです(笑)。少し我の強いところはあるので、嫌なことがあると自分から行きたくないという感じを出して口が利かなくなったりはするのですが…

——高橋厩舎にいた女の子で先輩たちを誘導できるような馬は過去に…

あまりいなかったですね。特に牝馬だといなかったと思います。珍しい。動きもいいので楽しみにしている子なんです。

★

——日曜の阪神4R・2歳新馬ではマテラスカイ産駒のペンタクルクイーンとコンビを組まれます。CWの一週前追い切りに騎乗され、悪くないタイムが出ていますね。

そうですね、2週連続で乗せていただきましたが凄く乗りやすいです。硬さもある分ダートは合いそうです。たぶん終いを生かす形になると思います。明日(取材は9月17日木曜)ゲート練習に乗せていただく予定なので、どれくらいゲートを出るか確認します。

——伯父に京都大賞典を勝ったディープモンスターがいますが、マテラスカイ産駒らしくダート1200mという条件は合いそうでしょうか。

正直1200mは少々忙しい感じはあります。ダート1400mや、なんなら1800mでも良さそうな感じがありますね。性格もすごくおっとりしている子なんです。

★

——この日の最終・3歳上1勝クラスではニーナバイリッカに2戦連続で騎乗されます。

前回は歩様に少し硬いところがありましたが、だいぶマシになってきました。馬場が重かった分時計はそこまで速くないものの、動きは良かったんじゃないかなと思います。

——前走は休み明けでした。一叩きして前進しそうな気配はありましたか。

そうですね、競馬の内容も終い少し脚を使ってくれましたし、前走は出戻りのレースでもあったので今回前進してくれたらと思っています。

——話を月曜に移しまして、月曜阪神3R・2歳未勝利では、メイショウレイナと新馬戦に続くコンビ結成となりますね。

新馬戦はもう最初からずっとテンションが高くて…。今回はメンコを着けて実戦に乗せていただきます。本来ならもうちょっとゲートも速い子のようですし、流れに乗ってスピードを生かせたらなと思います。

——今回は距離が200m短くなって芝1200mとなりますね。

気性的には1200mのほうがいいかなと感じています!

★

——7R・4歳上1勝クラスでは自厩舎のアイスヴィレッジと初コンビを組まれます。これが再転入初戦となりますが、以前中央にいた時は芝のほうがやや戦績が良かった馬です。芝のほうがいいのでしょうか。

そうですね、角馬場では結構コトコトした歩様なんですが、追い切りでは思った以上に動きにキレがあり、軽い走りをしてくれます。あとはレースでどれくらい対応してくれるかですね。

——毎週追い切りに騎乗されています。動きはいかがでしょう。

ずっと乗り込んでいる分ピリピリはしていますが、血統的にカリカリしやすい子なので、そこまで悲観はしていません。息遣いも全然大丈夫です。

——当コラム初登場です。自厩舎恒例、ニックネームとどんな性格か伺っておきます。

そのまんま"アイスくん"と呼んでいます(笑)。普段はすごくおとなしい男の子なのですが、キャンターに行く前にイレ込みやすいです。

全体的にいい子です。ブリックスアンドモルタル産駒ということもあってちょっとビビっていたんですが(笑)

★

——この日の最終レース・3歳上1勝クラスではゴーゴーパンチとコンビを組まれます。今年3月にまなみ騎手を背に勝利を挙げてから6走ぶりのコンビ再結成ですね。

久しぶりに乗せていただきますが、このクラスでも3着に来たりと上手に走っている印象があります。いい結果を出せるように頑張りたいです。

——まなみ騎手を背に未勝利を勝った際はダート1200mでした。今回はダート1400mとなります。こちらはいかがでしょう。

乗りやすくていい子なんで大丈夫だと思います!最近思ったより後ろからの競馬になる時もあるので、そこまで先行馬もいないだけに、もう少し流れに乗っていければなと思います。

まなみトーーク第6弾!団野大成騎手登場!

※こちらの対談は9月7日月曜に収録されました。その後団野騎手が負傷により休養されていますが、なるべく早い回復、復帰を心よりお祈りしております。

——過去様々なドラマを生み出してきた"まなみトーーク"、第6弾となりました。まなみ騎手、今回のゲストを紹介してください。

まなみ騎手(以下まなみ):今回は"JRAの盛り上げ番長"こと団野大成騎手に来ていただきました!よろしくお願いします!

団野大成騎手(以下団野):…あ、呼んだ?

まなみ:呼んでます(笑)

★

——出だしから不安な回です。まなみ騎手、"まなみトーーク"第6弾にして、初めて先輩ジョッキーがゲストとなりました。まず最初にPN.えりさんから「まなみちゃんと団野さんの対談は嬉しい予想外でした!共通点がよく分からず…なので教えて頂けると嬉しいです!」というご質問をいただいております。

まなみ:大成さんはデビューした時にエージェントさんが同じで、デビュー前からお世話になっている先輩なんです!

——早速ですが団野騎手にもまなみ騎手を紹介していただきたいです。

団野:勝手に妹みたいな感じに思っているフシはありますね。競馬学校も1年被っていたのでその時からしゃべっていたし、デビューの時からエージェントも一緒だったし。

色々と競馬のことについて話すこともあったし、"ちょっと抜けてる妹"って感じですねぇ。

まなみ:ちょっと抜けてる!いきなり悪口(笑)

団野:いい意味でね(笑)

★

PN.726さんご提供

——PN.かえでさんから「お互いの普段の意外な素顔やキャラクター教えてください」というご質問がありました。

まなみ:大成さんは競馬の時は検量室から集中されている雰囲気なんですが、普段はめちゃくちゃ面白い先輩なんです!

団野:その通りですねぇ。

まなみ:今その通りって言った(笑)

団野:まなみは普段からおとなしくておしとやかで可愛らしい雰囲気なんですが、ゲートの裏とかで馬が暴れた時のまなみの感じは「やっぱジョッキーやな…」と思います。

——皆さん言われる、まなみ騎手の馬に対する掛け声"ヴォイ!"…

団野:馬が暴れたらしっかり言わないといけないので。まあ「またしっかり言ってんなぁ…」と思います。

——PN.かえでさんからは、「実は"ここが変!"と思うところを教えてください」というメッセージもいただいています。

団野:むずいな(笑)

まなみ:大成さんは掘れば掘るほど変です(笑)

団野:おい!

まなみ:もちろんいい意味ですよ(笑)。ファンの方々が抱く印象とは違うかもしれません、身近な人なので掘れば掘るほど面白いです。

団野:まなみの変なところかぁ…

まなみ:私、変じゃないですよ?

団野:普段はおとなしそうやん。でもしゃべったら天然っぽいことがあって、たまに発言が変で。

まなみ:日本語が不自由なんですよね。

★

——それもまなみ騎手のいいところと言いますか…。まなみ騎手はデビュー6年目、競馬学校37期生です。団野騎手が35期生、初めての出会いはいつになるのでしょうか。

まなみ:競馬学校に入ってからですね。夏にトレセンの実習から帰ってこられてからですね。覚えてます?

団野:…はい。

まなみ:絶対覚えてない(笑)

団野:明確にここっていうところはないんだけれど、まなみが1年生で入ってきたのは覚えてるかな。何回か木馬一緒に乗らなかった?

まなみ:ああ、何回かありましたね。35期の人に教えてもらいました。35期の先輩はすごく面倒見が良くて、色々面倒見てもらいました。大成さんは競馬学校の実習厩舎が違ったので、そこまで話す機会はなかったんですが。

団野:俺は背中で語るタイプなんや。

まなみ:そういうことにしておきましょう(笑)

★

——競馬学校関連だとPN.くまもんさんからは「競馬学校の一年と三年のとき、接点や交流はありましたか?エピソードがあれば聞かせてくださると嬉しいです」というご質問がありました。

まなみ:大成さんとは競馬学校の実習厩舎が違いましたからね…

団野:競馬学校にはA、B、C、Dと実習厩舎があるんだよね。僕がB厩舎で、まなみはC厩舎。

まなみ:そうなんです、私はC厩舎で岩田先輩(岩田望来騎手)と一緒でした。厩舎が違うとあまり話すこともなくて。大成さんは私が嫌いなマラソンでとにかく速かった記憶があります。1位で。めっちゃ速かったですよね?

団野:めっちゃくちゃ速い。わけわからんくらい速いですよ。

まなみ:自分で言ってる(笑)。でも本当に速かったんです。ジョッキー部門で1位でした。

花の35期は仲良し軍団!

——以前まなみ騎手は"花の35期"とおっしゃっていました。団野騎手岩田望来騎手菅原明良騎手とすでに3人のG1ジョッキーが生まれ、斎藤新騎手も重賞6勝と近年稀に見る活躍世代ですね。

※35期…岩田望来騎手、大塚海渡元騎手、亀田温心騎手、小林凌大騎手、斎藤新騎手、菅原明良騎手、団野大成騎手

まなみ:そうなんです、私が競馬学校生の時から教官に「35期を見習え」って言われてきました。騎乗技術は皆さんすごくて、なおかつめちゃくちゃ仲が良くて。本当に上手い人ばかりなんです。

団野:技術で言えば基本、新と望来がトップ争いしていて、その下に温心がいて、その下に菅原、小林、僕、大塚あたりが争っている感じで。

望来は傍から見ていても丁寧だし、お父さん(岩田康誠騎手)の血もあるのか、"馬乗り"が上手い。天職なんだろうなぁ。

★

——似た質問になりますが、団野騎手から見て、入学時からこの男は上手い、と思っていた同期ジョッキーはどなたでしょう。

団野:それこそ望来ですが、競馬学校入学前から上手かったです。乗馬苑で小さい頃から一緒に乗っていましたが、どうしても競技会で勝てない。ずっと上にいて。今もですけど、ずっとこの野郎と思っています(笑)

——まなみ騎手から見て、35期は仲がいいイメージ。

まなみ:はい、めちゃくちゃ仲がいいんです。

団野:本当に仲がいい。ごはんにも行くし。まあ僕も結婚しましたし、今はしょっちゅう集まるってことはないですけれど。集まることは多かったな。

——岩田望来騎手は栗東トレセンのジュニアチームから一緒とのことですが、初対面はいつだったのでしょう。

団野:望来と初めて会ったのは9歳か10歳くらいの時です。当時親父(団野勝調教助手)が松田博資厩舎にいて、松田厩舎には岩田(康誠)さんもよく乗っていたので、松田厩舎の600勝記念パーティーで初めて望来と会ったんです。20年近い付き合いか。

そんなにしょっちゅうごはんに行くわけでもないですけれど、昨日(取材は9月7日月曜)も一緒でしたし、タイミングが合えばという感じです。

まなみ:競馬学校時代に一番仲が良かった方だと?

団野:菅原明良。競馬学校の実習厩舎が一緒だったし。それこそ競馬学校時代に菅原明良にブチギレられたことがある(笑)

まなみ:ええ??

団野:なんか自習時間があって、自習が面白くなくなってきて、明良にちょっかいをかけにいって。

★

ちょっかいをかけられた菅原明良騎手

——それは団野騎手が100悪いですね。

団野:これ100:0で僕が悪いエピソードです(笑)。自習している明良にちょっと、ウェイみたいな感じでちょっかいかけたら、明良が「やめろよ」と言ってきて。なんかここで「負けたらアカン」と思って。

それでもう一回ちょっかいかけたら、「お前いい加減にしろよ」って怒られて。俺も「これはアカン、負けられへん」ってなって。

まなみ:なんでそうなるんですか(笑)

団野:そこから最後にもう一度明良にちょっかいかけたら、明良がブチギレて、明良の拳が目の前まで飛んできて「お前いい加減にしろよ!殴るところだった」って言われた(笑)

まなみ:知らなかった…

団野:2年生、いや3年生の時かな?

——18歳のエピソードとは思えないです。

まなみ:間違いない(笑)

団野:自習が億劫になっちゃって。競馬学校には好きな授業がマジで一つもなかった。

まなみ:私は茶道です、お菓子食べれるから(笑)

団野:あ、確かに!全部嫌だったもん、PTも、フィジカルトレーニングも。めちゃくちゃしんどいんですよ、体育館で2時間音楽を流しながら…。勉強も苦手なんで、全部が苦手。

★

——"花の35期"はどなたの身体能力が凄いのでしょうか?

団野:みんなどっこいどっこいでしたね。

まなみ:35期の皆さんは全部のレベルが高かった。

団野:優秀。

まなみ:また自分で言ってる(笑)

——競馬学校は入学試験にシャトルランがありましたよね。

団野:シャトルランで1位だったら競馬学校に受かるって聞いてたんで。そのためにとりあえず走りこんだら1位でした。138回だったかな。

団野:この時、望来がめっちゃ粘ってたの。望来が終わった瞬間僕も終わったから、正直もっと行けた(笑)

まなみ:すご…

★

まなみ:マラソン大会1位にもなりますよね。すごく速かったですもん。35期の先輩方は本当に遥か上過ぎて。なんにも思わなかったわけではないですけれど、上過ぎてもう。あ、でも私、岩田先輩に怒られたことがあるんです。

団野:なんで?

まなみ:先輩たちは走路での練習があるのに、1年生って乗馬の練習ばかりじゃないですか。教官の怒った声が響き渡っていたら、その日岩田先輩に呼び出されて。「お前らなんでそんなにヘタやねん!」って岩田先輩にも怒られました(笑)

団野:え、そんなことあった?覚えてないわ…。望来だけに?

まなみ:いや、何人か先輩がいらっしゃった記憶はあります。でも35期の方って本当に私たちが悪かったことについてだけ怒るので、何も理不尽なことはないです(笑)

団野:いやいやいや(笑)

まなみ:実際私たちヘタ過ぎて、「なんでそんなにヘタやねん!」って言われてもスイマセン…としか言えなくて。

★

——団野騎手は2年上の33期に横山武史騎手が、1年上の34期に西村淳也騎手がいます。先輩たちの印象、思い出はありますか。

団野:先輩の印象…はあまりないかな?同期がとても仲が良くて、同期の印象がとにかく強いんです。入学当初からそうでした。先輩たちとサッカーすることもありましたが、同期といる時間のほうが圧倒的に長かった。

まなみ:本当に珍しい期だと思います。37期はなんかグループが分かれていましたもん。

団野:35期はマジで仲がいい。自分のことで精いっぱいだったからあまり37期の記憶がないけれど、まなみとはよくしゃべったような…?

まなみ:すごくしゃべりやすい先輩でした。優しかったですし、ビデオを見て教えていただいたり。

団野:あったな。3年生と1年生ってそんなに深く交流がないから、1つ下の代のほうが印象が強い。

——これはこれまでのゲストの皆さんにも聞いていますが、競馬学校に戻りたいかも伺いたいです。まなみ騎手は1週間だけなら、でしたよね。

まなみ:そうです、私は1週間だけなら戻れる(笑)

団野:あと3年は無理。一回社会を知ってしまったから(笑)。今の状態で戻れと言われても無理。でも同期とまた濃い時間が過ごせるならありかな。

※伝説に残るガッツポーズ!?第2弾は来週25日金曜公開予定です

★

いつも永島まなみ騎手コラム"まなみの学び"をご覧いただきありがとうございます!コラム開始約3年、ここまでまなみ騎手に色々な質問に答えていただきました。

"ファンの皆様と共に歩む"コラムとして、これからもファンの皆様の質問を幅広く頂戴し、ご本人に聞いていこうと思っております。

競馬に関すること、そして日常生活について、永島まなみ騎手にこれだけは聞いてみたい!ということをぜひご応募ください。頂いたご質問、メッセージは上記のようにご本人に届けさせていただきます。

すべてのご応募はメールにて受け付けております。メールの件名に「まなみ騎手へ」、本文にお名前(ペンネーム)を記載の上、以下のアドレスまでご質問をお願いいたします。皆様ぜひご投稿よろしくお願いします!
manami_nagashima@keibalab.jp