時計評価

週中の雨から回復途上の馬場で行われたが馬場差＋1.5秒と時計を要した。芝1400mにも関わらず前後半3Fはほぼ同じという展開でこの時計なら悪くない数字だ。

有利不利

好位で立ちまわった2頭のワンツー。加えて内を通った3着ウリウリと外を回した4着スマートレイアーの直線での伸びの差が明らか。馬場の回復途上という話をしたが、内側から乾いていったと予想される。

本番に向けて

スローペースとはいえ、好枠から好位で競馬ができたカフェブリリアントは、ここで脚質の幅が広がった意味は大きい。マイルの瞬発力比べにも適性は十分。何より、この春競馬を席巻する「堀厩舎」という点にも大いに注目をしたい。

1番人気で敗れたスマートレイアーだが、馬場や展開を考えると昨年並みのパフォーマンスではある。休み明けでもあり大きく悲観する必要はないが、昨年も東京での輸送で馬体を減らしてパフォーマンスダウン。使える脚が長いタイプでもないので、東京適性は意外と高くないと見ている。

その他、ベルルミエールは大箱のマイルでは距離が長いか。メイショウマンボは未だスランプ脱却の兆しが見えない。