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タガノルミナーレがスルスルと2頭の間を抜けて快勝だ!!
2011/10/11(火)
日曜京都4R
2歳新馬
芝1400m
勝ちタイム1.21.9
タガノルミナーレ(牝2、父タニノギムレット・栗東・池添厩舎)
タガノルミナーレがスルスルと2頭の間を抜けて快勝だ!!
直線へ向いても、先行したブランアマンは軽快に逃げ脚を伸ばす。外のゴールデンウィナーも引き下がらず喰らいついている。そのままかと思えた残り1ハロンだったが、内ラチで脚を貯めていたタガノルミナーレが、2頭の間を割って出て前へと抜け出る。瞬時の脚はなかなか。そしてなおも引き離して行く。
ゴール前でルナフォンターナがやっと伸びてきて2番手に上がった。直線入り口からかなり長い脚を使ってもいた。
終わってみれば、牡馬に交じっての牝馬1,2着の決着。次のレースに牝馬限定戦がありながらここへ挑戦。距離を意識しての挑戦であったのか、切れる2頭のゴール前であった…。
ゲートが開いて、内の方ではミッキーヘネシーがダッシュがつかず、直ぐに馬群から取り残される。真ん中のエーシンスキッパーにルナフォンターナも、あまり好ダッシュではない。先頭はと見ると、ゴールデンウィナーが体半分ほど前に出た様子。外ではシゲルタンカンも悪くない出だ。
すぐに最内のブランアマンが、ダッシュを利かせて先頭へと踊り出て行く。外ではヤマニンプチガトーも押し上げて、前へと出て来た。
1ハロンを行ったあたりで、3番手には内からタガノルミナーレがやや掛かり気味な感じで上がって来た。中をエーシンスキッパー、その外へディアハンター、ヤマニンプチガトーと並んで、3番手グループに4頭ぐらいが横並びである。
2ハロンを行ったあたりで前のグループは8頭が一塊、その一番後ろにルナフォンターナがいる。そこから5、6馬身離れて2頭で、最後方がミッキーヘネシーは変わらずだ。
3コーナーを下って行くが、前の8頭の一番後ろのルナフォンターナは内めに進路を取って納まっている。
4コーナー手前では3番手にヤマニンプチガトーが上がって、タガノルミナーレは内ラチ沿いを廻る。
カーヴを廻る時には、2番手のゴールデンウィナーがブランアマンの外めに馬体を合わせにいく。
カーヴのコーナーリングで、3番手タガノルミナーレは前2頭にさらに接近して行く。ここらではルナフォンターナも外へ出して前との差を詰めにかかるが、手応えは前に比べれば決していいものでもない。
カーヴを廻り直線に入って来たが、ブランアマンとゴールデンウィナーとの狭い間にタガノルミナーレは進路を取った。スッと抜け出せる訳もなく、少し待つ時間があったが、残り1ハロンの処では、ブランアマンとの差が1馬身以上開いたゴールデンウィナーとの脇を、素早く反応して抜き去るタガノルミナーレ。
まだ抜かせまいとするブランアマンの最後の抵抗だったが、追う方が強い。1馬身、2馬身と抜いて行く。その2番手にもルナフォンターナにやっとエンジンがかかった様子。トップスピードに切り替わったルナフォンターナが、逃げ粘ろうとするブランアマンをかわした処がゴールであった。
タガノルミナーレは、やはり多少行きたがっていた様子である。でもその行きっぷりを貯めに換えての最後の詰め。なかなかなものである。そんなに凄い時計を出している馬でもなく、いわゆる実戦型の馬なのであろう。
日曜京都5R
2歳新馬・牝
芝1600m
勝ちタイム1.34.4
アナスタシアブルー(牝2、父ファルブラヴ・栗東・松田国厩舎)
ライラプスの子供、アナスタシアブルーが駆け抜けた!
このレースこそ逃げたフォーチュネイトの押し切りかと思えた直線入口だったが、半ばから外を脚色の違う馬が来ていた。
アナスタシアブルー。ロシア時代の女流SF作家の名前にかなり似ているこの馬。牝馬らしい切れとまっすぐなストライド。最後の1ハロンも11.7のスピ-ドを微動だにしない動きで駆け抜けて行った。
鞍上の安藤勝Jの手綱もこれまたビクとも動かないまま。馬なりでゴールを駆け抜けていったものであった…。
ゲートはアナスタシアブルーもそう速い方ではなかった。すぐ傍のマトゥラーはもっとダッシュがなく、ブービーぐらいのスタート。真ん中からフォーチュネイトがスルスルと出て行く。ワンダーヴォーグ、デアリングブライド、外からクルクルリンクルがフォーチュネイトに続くグループだ。
2ハロンめも11.2とゆったりした入りで、前半を形成して行く。アナスタシアブルーも、内ラチ沿いを馬まかせで順位を上げ、6番手ぐらいで外にアワーグラスが位置する好位グループに上がって来ている。
3ハロンが過ぎて3コーナーのカーヴを下って行くあたりでは、マトゥラーも中団の最内に上がって来ている。
4コーナー手前では、アナスタシアブルーの前には逃げたフォーチュネイトだけが内ラチにいる絶好なポジション。2番手グループの馬は前に並ぶために進路を外めに取っていた。1000メートル通過が59.5は、今の馬場では比較的ユッタリな流れ。
4コーナーのカーヴにさしかかる時には、前から5頭目のアナスタシアブルー。廻りしなに、後ろをチラっと見て進路を確認した安藤勝J。前のデアリングブライトの外を、さらにその外のクルクルリンクルの外へと出す。一番前のフォーチュネイトは、逃げて最後の仕上げ。追い出しにかかっている。
残り200を切ったあたりでも、まだフォーチュネイトは2馬身ぐらいの差をつけてゴールへ駆け込まんとしている。しかし、もうトップスピードに入ったアナスタシアブルーの勢いが明らかに上となってきた。チラっと少しだけまた後ろを見た様な気がしたアナスタシアブルー。何もせず、4馬身の差をつけてのデビュー戦快勝であった。
2着はそのままフォーチュネイトが粘り、3着も前に行っていたデアリングブライト。マトゥラーが馬群をさばいて終い脚を伸ばし、4着に上がって来ていた。
アナスタシアブルーの母は、阪神9月デビューの新馬初陣勝ち。その母以上の内容を見せてデビュー戦を飾ったアナスタシアブルー。馬格も484キロとなかなかの好馬体。将来性もタップリで可能性がかなり感じられる素質馬と思える。
マトゥラーは終いだけ見せ場を造ったものの、殆ど競馬には参加出来てなかった。でも次走はもっと走れるだろうと思えるもの。
悲しい事に、2着とレースを造ったフォーチュネイトが、ゴール入線後に故障して帰らぬ星となったと聞く。
サラブレットはガラスの脚。紙一重のところで競馬している…。
平林雅芳 (ひらばやし まさよし)
競馬専門紙『ホースニュース馬』にて競馬記者として30年余り活躍。フリーに転身してから、さらにその情報網を拡大し、関西ジョッキーとの間には、他と一線を画す強力なネットワークを築いている。
2歳新馬
芝1400m
勝ちタイム1.21.9
タガノルミナーレ(牝2、父タニノギムレット・栗東・池添厩舎)
タガノルミナーレがスルスルと2頭の間を抜けて快勝だ!!
直線へ向いても、先行したブランアマンは軽快に逃げ脚を伸ばす。外のゴールデンウィナーも引き下がらず喰らいついている。そのままかと思えた残り1ハロンだったが、内ラチで脚を貯めていたタガノルミナーレが、2頭の間を割って出て前へと抜け出る。瞬時の脚はなかなか。そしてなおも引き離して行く。
ゴール前でルナフォンターナがやっと伸びてきて2番手に上がった。直線入り口からかなり長い脚を使ってもいた。
終わってみれば、牡馬に交じっての牝馬1,2着の決着。次のレースに牝馬限定戦がありながらここへ挑戦。距離を意識しての挑戦であったのか、切れる2頭のゴール前であった…。
ゲートが開いて、内の方ではミッキーヘネシーがダッシュがつかず、直ぐに馬群から取り残される。真ん中のエーシンスキッパーにルナフォンターナも、あまり好ダッシュではない。先頭はと見ると、ゴールデンウィナーが体半分ほど前に出た様子。外ではシゲルタンカンも悪くない出だ。
すぐに最内のブランアマンが、ダッシュを利かせて先頭へと踊り出て行く。外ではヤマニンプチガトーも押し上げて、前へと出て来た。
1ハロンを行ったあたりで、3番手には内からタガノルミナーレがやや掛かり気味な感じで上がって来た。中をエーシンスキッパー、その外へディアハンター、ヤマニンプチガトーと並んで、3番手グループに4頭ぐらいが横並びである。
2ハロンを行ったあたりで前のグループは8頭が一塊、その一番後ろにルナフォンターナがいる。そこから5、6馬身離れて2頭で、最後方がミッキーヘネシーは変わらずだ。
3コーナーを下って行くが、前の8頭の一番後ろのルナフォンターナは内めに進路を取って納まっている。
4コーナー手前では3番手にヤマニンプチガトーが上がって、タガノルミナーレは内ラチ沿いを廻る。
カーヴを廻る時には、2番手のゴールデンウィナーがブランアマンの外めに馬体を合わせにいく。
カーヴのコーナーリングで、3番手タガノルミナーレは前2頭にさらに接近して行く。ここらではルナフォンターナも外へ出して前との差を詰めにかかるが、手応えは前に比べれば決していいものでもない。
カーヴを廻り直線に入って来たが、ブランアマンとゴールデンウィナーとの狭い間にタガノルミナーレは進路を取った。スッと抜け出せる訳もなく、少し待つ時間があったが、残り1ハロンの処では、ブランアマンとの差が1馬身以上開いたゴールデンウィナーとの脇を、素早く反応して抜き去るタガノルミナーレ。
まだ抜かせまいとするブランアマンの最後の抵抗だったが、追う方が強い。1馬身、2馬身と抜いて行く。その2番手にもルナフォンターナにやっとエンジンがかかった様子。トップスピードに切り替わったルナフォンターナが、逃げ粘ろうとするブランアマンをかわした処がゴールであった。
タガノルミナーレは、やはり多少行きたがっていた様子である。でもその行きっぷりを貯めに換えての最後の詰め。なかなかなものである。そんなに凄い時計を出している馬でもなく、いわゆる実戦型の馬なのであろう。
日曜京都5R
2歳新馬・牝
芝1600m
勝ちタイム1.34.4
アナスタシアブルー(牝2、父ファルブラヴ・栗東・松田国厩舎)
ライラプスの子供、アナスタシアブルーが駆け抜けた!
このレースこそ逃げたフォーチュネイトの押し切りかと思えた直線入口だったが、半ばから外を脚色の違う馬が来ていた。
アナスタシアブルー。ロシア時代の女流SF作家の名前にかなり似ているこの馬。牝馬らしい切れとまっすぐなストライド。最後の1ハロンも11.7のスピ-ドを微動だにしない動きで駆け抜けて行った。
鞍上の安藤勝Jの手綱もこれまたビクとも動かないまま。馬なりでゴールを駆け抜けていったものであった…。
ゲートはアナスタシアブルーもそう速い方ではなかった。すぐ傍のマトゥラーはもっとダッシュがなく、ブービーぐらいのスタート。真ん中からフォーチュネイトがスルスルと出て行く。ワンダーヴォーグ、デアリングブライド、外からクルクルリンクルがフォーチュネイトに続くグループだ。
2ハロンめも11.2とゆったりした入りで、前半を形成して行く。アナスタシアブルーも、内ラチ沿いを馬まかせで順位を上げ、6番手ぐらいで外にアワーグラスが位置する好位グループに上がって来ている。
3ハロンが過ぎて3コーナーのカーヴを下って行くあたりでは、マトゥラーも中団の最内に上がって来ている。
4コーナー手前では、アナスタシアブルーの前には逃げたフォーチュネイトだけが内ラチにいる絶好なポジション。2番手グループの馬は前に並ぶために進路を外めに取っていた。1000メートル通過が59.5は、今の馬場では比較的ユッタリな流れ。
4コーナーのカーヴにさしかかる時には、前から5頭目のアナスタシアブルー。廻りしなに、後ろをチラっと見て進路を確認した安藤勝J。前のデアリングブライトの外を、さらにその外のクルクルリンクルの外へと出す。一番前のフォーチュネイトは、逃げて最後の仕上げ。追い出しにかかっている。
残り200を切ったあたりでも、まだフォーチュネイトは2馬身ぐらいの差をつけてゴールへ駆け込まんとしている。しかし、もうトップスピードに入ったアナスタシアブルーの勢いが明らかに上となってきた。チラっと少しだけまた後ろを見た様な気がしたアナスタシアブルー。何もせず、4馬身の差をつけてのデビュー戦快勝であった。
2着はそのままフォーチュネイトが粘り、3着も前に行っていたデアリングブライト。マトゥラーが馬群をさばいて終い脚を伸ばし、4着に上がって来ていた。
アナスタシアブルーの母は、阪神9月デビューの新馬初陣勝ち。その母以上の内容を見せてデビュー戦を飾ったアナスタシアブルー。馬格も484キロとなかなかの好馬体。将来性もタップリで可能性がかなり感じられる素質馬と思える。
マトゥラーは終いだけ見せ場を造ったものの、殆ど競馬には参加出来てなかった。でも次走はもっと走れるだろうと思えるもの。
悲しい事に、2着とレースを造ったフォーチュネイトが、ゴール入線後に故障して帰らぬ星となったと聞く。
サラブレットはガラスの脚。紙一重のところで競馬している…。
平林雅芳 (ひらばやし まさよし)
競馬専門紙『ホースニュース馬』にて競馬記者として30年余り活躍。フリーに転身してから、さらにその情報網を拡大し、関西ジョッキーとの間には、他と一線を画す強力なネットワークを築いている。
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