先週から短期免許で来日中のニコラ・ピンナ騎手(伊)を栗東トレセンのスタンド前で直撃した。 今週の騎乗馬を訊ねたところ、真っ先に「ベリーグッドホース」と答えが返ってきたのがアイルランドTのトーセンレーヴ(牡3、栗東・池江厩舎)。栗東CWコースでトゥザグローリーと併せた追い切りの感触が非常に良かったようで「マイルあたりが一番良さそうだけど、2000mでも大丈夫。強い競馬を見せられると思う」とすでに手応えをつかんでいるようだ。

そして、府中牝馬Sで騎乗するレディアルバローザ(牡4、栗東・笹田厩舎)についても「グッドホースと聞いている。重賞に乗せてもらえるのは有難いし、条件も合うんじゃない？しっかり予習して頑張ります」との意気込みを語ってくれた。 次週の天皇賞(秋)ではトーセンジョーダン(牡5、栗東・池江厩舎)に騎乗が決定しており、こちらについても「これも凄い馬。レースが待ち遠しいよ」と語っており、この秋はイタリアの新星の活躍から目が離せない。