アストンマーチャンの姪・ヴェイグストーリーが逃げ切り勝ち…東京新馬

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11年10月16日(日)、4回東京5日目3Rでサラ系2歳新馬(ダ1400m)が行なわれ、蛯名 正義騎手騎乗の2番人気・ヴェイグストーリーが、好スタートから道中も終始ハナをキープし、最後は後続を引きつけてから突き放す、余裕のレース振りで逃げ切り勝ち。勝ちタイムは1:26.4(重)。

2着には2.1/2馬身差で5番人気・クニコチャン(牝2、美浦・矢野英厩舎)、3着には1番人気・ドラゴンプライド(牝2、美浦・二ノ宮厩舎)が続いて入線した。

勝ったヴェイグストーリーはおばにスプリンターズSを制したアストンマーチャンがいる血統。 馬主は有限会社 社台レースホース、生産者は千歳の社台ファーム。馬名の意味由来は「雲をつかむような話」。
なお、2着のクニコチャンも勝ち馬と同じゴールドアリュール産駒で、同産駒のワンツーフィニッシュとなった。

1着 ヴェイグストーリー(蛯名騎手)
「スピードの違いを見せたね。でも、道中は物見をして、ずっともさもさした感じ。まだまだ幼いよ。気持ちがしっかれしてくれば、上へいっても楽しみが広がる」

2着 クニコチャン(嶋田騎手)
「スタートを失敗。道中はところどころでハミを噛んでいました。スムーズを欠きながら、いい脚を使っていますし、能力は確かです。自分のリズムで走れれば、すぐにチャンスがきますね」

3着 ドラゴンプライド(三浦騎手)
「気性が前向きすぎるので、砂を被せて我慢させた。まだ力が付き切っていないぶん、終いは甘くなってしまったよ」

(二ノ宮敬宇調教師)
「楽に追走していた割りに、ラストは伸びなかったね。あのまま行かせたほうが良かったかもしれない」

4着 ビロードボイス(宮崎騎手)
「好位をキープできましたが、追走に余裕がなかったですね。まだ緩さが残り、これから良くなりそう」

8着 ミキノウインク(西田騎手)
「まだ太く、直線は苦しがっていた。性格も幼い。馬を恋しがっていたよ」

9着 コスモビーラヴド(保田一隆調教師)
「まだひ弱です。力を付けていかないと」

10着 ギンザノクリチャン(吉田豊騎手)
「まだ太い。終いはぱったりでした」

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ヴェイグストーリー
(牝2、美浦・中川厩舎)
父:ゴールドアリュール
母:ウインドヴェイン
母父:エリシオ


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