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スイートスズランが二の脚を使って新馬戦を逃げ切る
2011/11/29(火)
土曜京都5R
2歳新馬
芝1600m
勝ちタイム1.36.6
スイートスズラン(牝2、父シンボリクリスエス・栗東・荒川厩舎)
※※スイートスズランが二の脚を使って新馬戦を逃げ切る。
428キロの小柄なスイートスズラン。好発からドンドンと逃げて行く。3コーナーでは後続に少し差をつける逃げ。しかし直線では、絶妙なタイミングで出て来たエーシンスピカに並ばれて、半馬身ぐらい前に出られる。ところが残り100メートルあたりからもう一度内から盛り返していき、ゴールでは頭差出てデビュー戦を飾った。ソフトな仕上げの荒川厩舎。そんな中での、このいい根性の持ち主のスイートスズランは、ちょっと面白い馬になるかも・・の予感だ。
2コーナーの奥からのゲート。あまり速い馬がいなかったゲートの出だったが、外からポケットピースが出て行く。と思ったら内からスイートスズランが出て先手となった。エーシンスピカ、リトルソニア、ビュービーナスと続くが、そんなに速くない入りだ。
2ハロンを過ぎて、やや先頭のスイートスズランが差を広げだす。馬群は二分され、前が12頭がそれでもけっこう縦長。そこから5,6馬身後ろに6頭ぐらいのグループとなって、凄い縦に長い隊列だ。
3ハロンを36.3とこれ以上ない入りのスイートスズラン。緩やかな坂を下っていくが、少し先ほどよりは2番手との差がなくなる。全体に前よりも差は詰まってきた馬群である。ほとんどの馬が手応え十分でカーヴへと入ってきた。
カーヴから直線へとなったあたりで、エーシンスピカがスーッと前へと出て来て、スイートスズランと馬体を並べる。その後ろの馬の伸びがなく、少し前2頭と間が空く。
残り200メートルでは、完全にエーシンスピカが前へと出た。しかしそこからがスイートスズランの真骨頂。ゴール間際でもう一度前へと伸び出して、頭先んじてゴールへと入った。
3着にリインカネーションがいい脚で来ていたが届かず。1番人気のマイネルコンキスタは、2番手を進めたポケットピースを差せずの5着であった。
1000メートルを1.01.2と、最高の流れに出来た川島Jの好騎乗で、スイートスズランが新馬デビュー勝ちを飾った。最後の2ハロンの11.6~11.6がこのレースの全てを物語っている。
土曜京都6R
2歳新馬
ダ1200m
勝ちタイム1.13.0
アンリヴィールド(牝2、父フォレストワイルドキャット・栗東・昆厩舎)
※※好位から早め先頭。アンリヴィールドが抜けた!!
JRAの馬名の意味で《秘密の・知られてない。・・》とある。そんなところがあるのかを後日、四位Jにでも聞いてみたいと思う。スッと3番手につけて前にプレッシャを与え続け、4コーナーではもう先頭に立っての強い競馬内容、最後は物見をしていたとも言うのだから、もっともっと知られてない部分があるのかも・・と思える。
父はストームキャットの子供で、エーシンフォワードの親父でもある様だ。そのエーシンフォワードは新馬、500万下と連勝した。そんなデータを終わってから見ている。負かした相手がクルージンミジーと、外国産馬の対決となったダートの新馬戦であった。
最初からダートのスタートとなるこの距離。ここでも好発は大外のアブクマペレ。しかし中からコンアニマが前と出して行く。一番内のゴットゴーゴーも行く構えである。クルーンジンジミーとアンリヴィールドがすぐ後ろでの始まりとなった。1ハロンを過ぎたあたりで最内のゴットゴーゴーが先手を取りきり、コンアニマが少し控え気味の2番手。アンリヴィールドがその外3番手ながら半馬身差で続く。クルージンジミーは内へ進路を取って5番手だ。
ゴットゴーゴーの逃げだが、コンアニマが許すものかとけっこう追走して行く。3番手のアンリヴィールドも控えるつもりはなく、その2頭について行く。
前半3ハロンが35.3とけっこういいスピードで行く。4番手が内クルージンミジーとアブクマペレが並んで進む。カーヴの手前になると、前の3頭では一番外のアンリヴィールドがもう先手を奪う勢いで前へと出た。カーヴを廻った時には、クルージンミジーが内で差を詰めて4番手を単独で廻ってきた。
直線に入ってきたが、アンリヴィールドが外から出かかっているが、やはり内有利でまだゴットゴーゴーが粘っている。3番手には最内を突いてクルージンミジーが上がってきたが、まだ前とは差がある。前の2頭では、やや内のゴットゴーゴーの脚色が鈍りだしてきた。
追い出したアンリヴィールドが少しずつ差を開けて行く。2番手にゴットゴーゴーが粘ろうとするが、クルージンミジーが伸びてきて交わして上がった。
最後の1ハロンが13.2と思ったよりもタイムがかかった。アンリヴィールドが少し止まり気味になった様子。前半から積極的についていっての内容だったものもあっただろう。クルージンミジーに3馬身以上の差をつけて勝っているのだからまずまずと言えよう。
牝馬でも482キロとけっこうな馬体。まずは初戦を勝ちに行っての勝つと言う形が出来たのが最高であろう。
土曜京都9R
京都2歳ステークス
芝2000m
勝ちタイム2.01.5
トリップ(牡2、父クロフネ・栗東・松田博厩舎)
※※トリップ、ここで楽に通過。底知れぬ能力がありそうだ!!
着差は1馬身に満たないものだが、そうシャキムキな感じではないゴール前の数メートルだっと思う。平均ペースで上がりだけ速くなった流れでも、4コーナーではキッチリと好位。それもひしめく馬の間にいながらも手応え十分。直線半ばから一番前に出てゴールを目指したものだが、鞍上の岩田Jはいっこうに後ろを気にしてないかの様な、ゴール前の余裕での手綱さばき。いやいや、かなりの底力を感じる馬である様だ。次走はどこになのか、今からもう楽しみな馬でもある・・。
スタンド前からのスタート。最内のマイネルカーミンが少し出が鈍かった様だが、まずまずの各馬だった。そんな中から押し気味で出て行くのがブライティアトップ。押して押しての先行が最初のカーヴまで続く。内のシンゼンレンジャーも出は悪くなかったが、1コーナーではやや下げ気味となり、スンナリとブライティアトップの先手となる。2番手に外からマナウスが続く。トリップは馬群の中で後ろ気味。最後方がエーシングングンである。
2コーナーを廻ったあたりでは先頭に3馬身差でマナウス。3番手シンゼンレンジャーが2馬身差。そこから等間隔で続く位置取り。トリップは外にニシノビークイックと並んでの7番手ぐらい。前から10馬身ぐらいか。
向こう正面に入って2番手マナウスが前との間隔を少し詰めて行く。3番手以降はそう変わらずの位置。
坂を上がって行くあたりで、先頭を行くブライティアトップの鞍上が、股の下から後ろを二度ほど見る。そして少しまたスピードを上げた様子。
トリップがニシノビークイックの半馬身前へと出る。先頭が坂を下りだす。やや2番手以降の間隔が狭まってきた。
残り800の標識を過ぎたあたりで、2番手のマナウスの鞍上の手が動く。ややスピードがアップした様子だ。
4コーナーのカーヴに入ってくる時にはもう先頭が4頭並ぶ。ブライティアトップにマナウス、その外にシンゼンレンジャー。その外にタガノグーフォ。トリップは2列目の内から2頭めで、再び外にはニシノビークイックが並んでいる。
カーヴを廻り直線に入った時には、11頭がほとんど横一列。シンゼンレンジャーの外へ出した芦毛の馬体。手綱を何度か絞っている。そしてステッキを一発入れる。大きく差が開いていく訳ではないが、他を制する様な力で伸び出す。大外をアルキメデスが追いこんできている。内ではマナウスが渋太く粘っている。トリップは先頭に立ってから岩田Jがステッキを3,4発入れていた。ソラを使い出したのかもしれないが、ゴール間際ではもう流し気味であった。
熾烈な2着争いは、エーシングングンが中をいい脚で出て来て確保。内でマナウスが外からのアルキメデスを抑えて粘って3着であった。ニシノビークイックは、4コーナー入口でやや弾かれ気味になってもいたが、ガツンとくる伸びが見られなかった。数字が示すとおりに重かったのか。着差や勝ち方は派手さこそないが、重厚な勝ち方のトリップであった。
平林雅芳 (ひらばやし まさよし)
競馬専門紙『ホースニュース馬』にて競馬記者として30年余り活躍。フリーに転身してから、さらにその情報網を拡大し、関西ジョッキーとの間には、他と一線を画す強力なネットワークを築いている。
2歳新馬
芝1600m
勝ちタイム1.36.6
スイートスズラン(牝2、父シンボリクリスエス・栗東・荒川厩舎)
※※スイートスズランが二の脚を使って新馬戦を逃げ切る。
428キロの小柄なスイートスズラン。好発からドンドンと逃げて行く。3コーナーでは後続に少し差をつける逃げ。しかし直線では、絶妙なタイミングで出て来たエーシンスピカに並ばれて、半馬身ぐらい前に出られる。ところが残り100メートルあたりからもう一度内から盛り返していき、ゴールでは頭差出てデビュー戦を飾った。ソフトな仕上げの荒川厩舎。そんな中での、このいい根性の持ち主のスイートスズランは、ちょっと面白い馬になるかも・・の予感だ。
2コーナーの奥からのゲート。あまり速い馬がいなかったゲートの出だったが、外からポケットピースが出て行く。と思ったら内からスイートスズランが出て先手となった。エーシンスピカ、リトルソニア、ビュービーナスと続くが、そんなに速くない入りだ。
2ハロンを過ぎて、やや先頭のスイートスズランが差を広げだす。馬群は二分され、前が12頭がそれでもけっこう縦長。そこから5,6馬身後ろに6頭ぐらいのグループとなって、凄い縦に長い隊列だ。
3ハロンを36.3とこれ以上ない入りのスイートスズラン。緩やかな坂を下っていくが、少し先ほどよりは2番手との差がなくなる。全体に前よりも差は詰まってきた馬群である。ほとんどの馬が手応え十分でカーヴへと入ってきた。
カーヴから直線へとなったあたりで、エーシンスピカがスーッと前へと出て来て、スイートスズランと馬体を並べる。その後ろの馬の伸びがなく、少し前2頭と間が空く。
残り200メートルでは、完全にエーシンスピカが前へと出た。しかしそこからがスイートスズランの真骨頂。ゴール間際でもう一度前へと伸び出して、頭先んじてゴールへと入った。
3着にリインカネーションがいい脚で来ていたが届かず。1番人気のマイネルコンキスタは、2番手を進めたポケットピースを差せずの5着であった。
1000メートルを1.01.2と、最高の流れに出来た川島Jの好騎乗で、スイートスズランが新馬デビュー勝ちを飾った。最後の2ハロンの11.6~11.6がこのレースの全てを物語っている。
土曜京都6R
2歳新馬
ダ1200m
勝ちタイム1.13.0
アンリヴィールド(牝2、父フォレストワイルドキャット・栗東・昆厩舎)
※※好位から早め先頭。アンリヴィールドが抜けた!!
JRAの馬名の意味で《秘密の・知られてない。・・》とある。そんなところがあるのかを後日、四位Jにでも聞いてみたいと思う。スッと3番手につけて前にプレッシャを与え続け、4コーナーではもう先頭に立っての強い競馬内容、最後は物見をしていたとも言うのだから、もっともっと知られてない部分があるのかも・・と思える。
父はストームキャットの子供で、エーシンフォワードの親父でもある様だ。そのエーシンフォワードは新馬、500万下と連勝した。そんなデータを終わってから見ている。負かした相手がクルージンミジーと、外国産馬の対決となったダートの新馬戦であった。
最初からダートのスタートとなるこの距離。ここでも好発は大外のアブクマペレ。しかし中からコンアニマが前と出して行く。一番内のゴットゴーゴーも行く構えである。クルーンジンジミーとアンリヴィールドがすぐ後ろでの始まりとなった。1ハロンを過ぎたあたりで最内のゴットゴーゴーが先手を取りきり、コンアニマが少し控え気味の2番手。アンリヴィールドがその外3番手ながら半馬身差で続く。クルージンジミーは内へ進路を取って5番手だ。
ゴットゴーゴーの逃げだが、コンアニマが許すものかとけっこう追走して行く。3番手のアンリヴィールドも控えるつもりはなく、その2頭について行く。
前半3ハロンが35.3とけっこういいスピードで行く。4番手が内クルージンミジーとアブクマペレが並んで進む。カーヴの手前になると、前の3頭では一番外のアンリヴィールドがもう先手を奪う勢いで前へと出た。カーヴを廻った時には、クルージンミジーが内で差を詰めて4番手を単独で廻ってきた。
直線に入ってきたが、アンリヴィールドが外から出かかっているが、やはり内有利でまだゴットゴーゴーが粘っている。3番手には最内を突いてクルージンミジーが上がってきたが、まだ前とは差がある。前の2頭では、やや内のゴットゴーゴーの脚色が鈍りだしてきた。
追い出したアンリヴィールドが少しずつ差を開けて行く。2番手にゴットゴーゴーが粘ろうとするが、クルージンミジーが伸びてきて交わして上がった。
最後の1ハロンが13.2と思ったよりもタイムがかかった。アンリヴィールドが少し止まり気味になった様子。前半から積極的についていっての内容だったものもあっただろう。クルージンミジーに3馬身以上の差をつけて勝っているのだからまずまずと言えよう。
牝馬でも482キロとけっこうな馬体。まずは初戦を勝ちに行っての勝つと言う形が出来たのが最高であろう。
土曜京都9R
京都2歳ステークス
芝2000m
勝ちタイム2.01.5
トリップ(牡2、父クロフネ・栗東・松田博厩舎)
※※トリップ、ここで楽に通過。底知れぬ能力がありそうだ!!
着差は1馬身に満たないものだが、そうシャキムキな感じではないゴール前の数メートルだっと思う。平均ペースで上がりだけ速くなった流れでも、4コーナーではキッチリと好位。それもひしめく馬の間にいながらも手応え十分。直線半ばから一番前に出てゴールを目指したものだが、鞍上の岩田Jはいっこうに後ろを気にしてないかの様な、ゴール前の余裕での手綱さばき。いやいや、かなりの底力を感じる馬である様だ。次走はどこになのか、今からもう楽しみな馬でもある・・。
スタンド前からのスタート。最内のマイネルカーミンが少し出が鈍かった様だが、まずまずの各馬だった。そんな中から押し気味で出て行くのがブライティアトップ。押して押しての先行が最初のカーヴまで続く。内のシンゼンレンジャーも出は悪くなかったが、1コーナーではやや下げ気味となり、スンナリとブライティアトップの先手となる。2番手に外からマナウスが続く。トリップは馬群の中で後ろ気味。最後方がエーシングングンである。
2コーナーを廻ったあたりでは先頭に3馬身差でマナウス。3番手シンゼンレンジャーが2馬身差。そこから等間隔で続く位置取り。トリップは外にニシノビークイックと並んでの7番手ぐらい。前から10馬身ぐらいか。
向こう正面に入って2番手マナウスが前との間隔を少し詰めて行く。3番手以降はそう変わらずの位置。
坂を上がって行くあたりで、先頭を行くブライティアトップの鞍上が、股の下から後ろを二度ほど見る。そして少しまたスピードを上げた様子。
トリップがニシノビークイックの半馬身前へと出る。先頭が坂を下りだす。やや2番手以降の間隔が狭まってきた。
残り800の標識を過ぎたあたりで、2番手のマナウスの鞍上の手が動く。ややスピードがアップした様子だ。
4コーナーのカーヴに入ってくる時にはもう先頭が4頭並ぶ。ブライティアトップにマナウス、その外にシンゼンレンジャー。その外にタガノグーフォ。トリップは2列目の内から2頭めで、再び外にはニシノビークイックが並んでいる。
カーヴを廻り直線に入った時には、11頭がほとんど横一列。シンゼンレンジャーの外へ出した芦毛の馬体。手綱を何度か絞っている。そしてステッキを一発入れる。大きく差が開いていく訳ではないが、他を制する様な力で伸び出す。大外をアルキメデスが追いこんできている。内ではマナウスが渋太く粘っている。トリップは先頭に立ってから岩田Jがステッキを3,4発入れていた。ソラを使い出したのかもしれないが、ゴール間際ではもう流し気味であった。
熾烈な2着争いは、エーシングングンが中をいい脚で出て来て確保。内でマナウスが外からのアルキメデスを抑えて粘って3着であった。ニシノビークイックは、4コーナー入口でやや弾かれ気味になってもいたが、ガツンとくる伸びが見られなかった。数字が示すとおりに重かったのか。着差や勝ち方は派手さこそないが、重厚な勝ち方のトリップであった。
平林雅芳 (ひらばやし まさよし)
競馬専門紙『ホースニュース馬』にて競馬記者として30年余り活躍。フリーに転身してから、さらにその情報網を拡大し、関西ジョッキーとの間には、他と一線を画す強力なネットワークを築いている。
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