「追ってからシッカリ」チェインブラッドが抜け出す…中山新馬

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11年12月4日(日)、5回中山2日目5Rでサラ系2歳新馬(芝1200m)が行なわれ、柴田 善臣騎手騎乗の1番人気・チェインブラッドが3コーナー過ぎでは鞍上のステッキも入ったが、勢いよく抜け出し快勝。勝ちタイムは1:10.9(重)。

2着には1.3/4馬身差で2番人気・ガッダムアスカ(牝2、美浦・相沢厩舎)、3着には8番人気・ジヴェルニー(牡2、美浦・古賀慎厩舎)が続いて入線した。

勝ったチェインブラッドの馬主は西山 茂行氏、生産者は浦河の高昭牧場。馬名の意味由来は「血脈をつなぐ」。

1着 チェインブラッド(柴田善騎手)
「まだふらふらする若さが目立つけど、追ってからしっかり。いいアクションだったよ。もう少し距離が延びても対応できそうだね」

2着 ガッダムアスカ(石橋脩騎手)
「ゲートで頭を上げてしまった。あれの位置ではどうしようもないですね。ただ、直線だけで追い込んで2着を確保しているように、能力はかなり。本来はスタートも速そうですし、チャンスは近いでしょう」

3着 ジヴェルニー(C・ウィリアムズ騎手)
「見栄えがする馬。いい印象を持っていたし、好勝負を見込んでいた。ただ、ゲートを出て暴れ、押していくことに。コーナーでふくれる幼さも見せていたよ。でも、やはり能力は高い。すぐに勝ち上がれる」

4着 カルミアムーン(丸山騎手)
「スタートが良く、センスを感じる走り。少しハミを噛んだぶん、最後に止りましたが、力もありますよ。もっと体が増え、気持ちがしっかりすれば、どんどん出世できそうです」

6着 クレバーブレード(三浦騎手)
「上手な競馬ができた。力を付けてくれば」

14着 メイスパイス(後藤騎手)
「追い切りのダメージがあったのか、返し馬から感触がひと息。調教の良さを出せなかったね」

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チェインブラッド
(牝2、美浦・伊藤圭厩舎)
父:マンハッタンカフェ
母:ナスキ
母父:Nashwan


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