【WSJS】アイルランドのジョン・ムルタ騎手が逆転優勝!

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11年12月3日(土)、6回阪神1日目に行われたワールドスーパージョッキーズシリーズは、10RでゴールデンブーツT(芝2000m)が行なわれ、蛯名 正義騎手騎乗の2番人気・トウカイオーロラが優勝。12RでゴールデンホイップT(芝1600m)が行なわれ、ジョン・ムルタ騎手騎乗の2番人気・アスカクリチャンが優勝。

日曜日の2レースを加えた計4戦を消化して、優勝はアイルランドのジョン・ムルタ騎手が逆転でシリーズ優勝となった。ムルタ騎手は土曜日終了時点で18点の3位をキープしていたが、第3戦で5着、そして最終戦で見事、1着となり、独走状態だった吉原寛人騎手を差し切ってみせた。順位表は以下の通り。

1 J.ムルタ(アイルランド) 48点
2 吉原寛人(金沢) 42点
3 横山典弘(関東) 35点
4 J.ヴェラスケス(アメリカ) 31点
4 岩田康誠(関西) 31点
6 蛯名正義(関東) 29点
7 川田将雅(関西) 26点
8 R.ドミンゲス(アメリカ) 22点
9 B.プレブル(香港) 21点
9 I.メンディザバル(フランス) 21点
9 P.ハナガン(イギリス) 21点
12 福永祐一(関西) 19点
13 L.ノレン(オーストラリア) 16点
14 E.ペドロサ(ドイツ) 12点
15 池添謙一(関西) 6点

【第1位 ジョン・ムルタ騎手(アイルランド)】
「このシリーズは海外からも日本からもトップジョッキーが集まるレベルの高いシリーズなので、優勝できてとてもハッピーです。初日を終えた時点では、吉原騎手が2連勝だったので、今回の優勝は厳しいと思っていました。今回の来日で日本の友達にも会え、楽しい時を過ごせましたし、日本にはとても感謝しています。日本は世界の中でも強く素晴らしい競馬が行われている国なので、来年もまた参加したいです。」

【第2位 吉原 寛人 騎手(地方競馬代表・金沢)】
「とにかくこのシリーズに参加できたことが嬉しいです。昨日は2連勝することができたので、今日は優勝する気持ちで騎乗していましたが、勝負の厳しさを味わいました。このシリーズの表彰台に登れたことをとても嬉しく思っています。ファンの声援がとても多かったですし、勇気づけられました。2日間、応援ありがとうございました。」

【第3位 横山 典弘 騎手(JRA代表・美浦)】
「3位という結果は僕らしい丁度いいポジションですね(笑)。毎年毎年、世界のトップレベルのジョッキーが集まる中で勝負できてとても楽しかったです。1992年のヤングジョッキー時からの友人であるムルタ騎手が優勝して僕も嬉しいです。ご声援どうもありがとうございました。」