【川崎記念】屈腱炎を乗り越えて…フリオーソ3着「本当に立派」

この記事をシェアする

トピックス

先日発表された「NARグランプリ 2011」でも史上初となる4度目の年度代表馬に選出された地方競馬の総大将・フリオーソ(牡8、船橋・川島正厩舎)が、1月25日(水)に行われた川崎記念(Jpn1)で、屈腱炎からの復帰戦を迎えた。パドックでも久々の雄姿を待ち侘びた多くのファンからの声援を浴びる中、久々ながらも地方競馬ファンの期待を背負い2番人気に支持。相変わらずの人気をみせつけた。

発走前の馬体重は昨年のかしわ記念を制した時と同様に508キロ。
「なんとか510キロを切るくらいまで持って来られましたね。最終追い切りも、いい雰囲気でしたよ」と「オリジナルインタビュー」にも登場してくれた波多野厩務員

中身までは伴ってはいなかっただろうが、陣営の努力も身を結んだのだろう。戦前には「510キロちょっとになりそうかな」との見立てだったが、1月7日の能力試験時では528キロだった馬体も締まった状態でレースを迎えた。

≪フォト≫フリオーソらのパドック写真

そして、レースはスマートファルコンをマークするように2番手を追走。騎乗した戸崎圭太騎手は「本当はハナに行ってみようかと思っていましたが」と振り返ったが、今日は相手もロケットスタートと言える程の抜群のダッシュ。それでも、スマートファルコンから離されることなく、約1馬身程度の2番手のポジションをキープ。2週目向こう正面までは懸命の追走をみせた。終わってみれば、粘りを欠いてスマートファルコンから1.6秒差の3着に沈んだが、フリオーソ自身も、馬場状態&展開こそ違えど、これまでのレコードタイムを上回る2分12秒3の走破時計で駆け抜けた。

「最後はちょっと苦しがっているところはありましたが、これだけ長い間休んでいて、これだけのレースが出来るのは本当に立派です。雰囲気も変わりなかったし、これで今後へメドが立ったのではないでしょうか」と戸崎騎手は悔しさを滲ませながらも、久方ぶりのパートナーの背中に手応えを感じた様子。

故障による約8ヶ月からの長期休養からの復帰戦としては、上々のもの。これまでに6つのG1タイトルを手にしてきた地方の雄の復活ロードは、まだまだ始まったばかりだ。