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ノーステッキで駆け抜けて行く ワールドエースだ!
2012/3/20(火)
土曜阪神6R
3歳新馬
ダ1800m
勝ちタイム1.54.4
スペルヴィア(牡3、父シンボリクリスエス、栗東・橋田厩舎)
※※スペルヴィアが高らかに唄う!!
パドックを観ていて《思わずデカイな~》と思うスペルヴィア。しかしそのパワフルさを最後の1ハロンで発揮する。巧い抜け出しで勝ったと思える勢いであったスマートマーズを、それこそ最後にネジふせる様に抜いていったのがスペルヴィア。
これも大魔神の馬である。そして馬名である。コンチータ・スペルヴィアと歌姫からの引用。カルメンで有名な偉大なる歌姫なのである・・・。しかし男馬であるよ・・ね。
スタンド前からのスタート。やはり福永Jのショウナンカイマが、外から先手と出て行く。これは当然の読み筋。内からスペルヴィアも、好枠を生かすべく出していく。最初のカーヴへと先に入ったショウナンカイマに続いてスマートマーズが2番手。オーノシシャモが3番手に上がって向こう正面に入る。内でスペルヴィアがラチ沿いでレースを進める。3コーナー手前の1000メートル通過が1.03.9とまずまずの流れである。まだペースは上がらずそのまま4コーナーへと入っていく。外を廻ってミッキーマーチが順位を上げてきた。馬群がかなり固まってきた。内でガッチリと手応え良くスペルヴィアが待っている。カーヴを廻って直線に入ってきた時には2番手だったスマートマーズが、外へ出してショウナンカイマの前へと出た。外でミッキーマーチが2番手に上がっている。スペルヴィアは内から外へと出してきた。
完全に先頭に立ったスマートマーズ。左ステッキでさらにうながしていく。ミッキーマーチが外から前を追うが、その外を勢いの違うスペルヴィアがグングンと加速をつけて前を追う。残り100のあたりでスマートマーズに並んだスペルヴィア。手綱をシャクるだけで加速して行き、最後は1馬身半の差をつけての完勝であった。
最後の1ハロンでマークしたのが12.5の切れである。
そして2着スマートマーズが、3着ビューティサンに付けた差が6馬身。普通ならばスマートマーズの勝ちパターンのレースであっただろう。それを上廻る勢いで抜き去っていったスペルヴィア。さすが良血、セレクトセールでかなりの高い値段がついた馬である。檜舞台が待っているはずだ・・・。
土曜阪神11R
若葉S
芝2000m
勝ちタイム2.04.4
ワールドエース(牡3、父ディープインパクト・栗東、池江厩舎)
※※ノーステッキで駆け抜けて行く。ワールドエースだ!!
雨で心配された馬場も幸いにセーフ。そんなに水を含んでない様にも見えた。マイペースの逃げで4コーナーまで来ていたメイショウカドマツだが、アドマイヤレイに一度抜け出された直線1ハロンだったが、今一度差仕返し気味となる。内外が離れていて、外のワールドエースの伸びも目だっていたが、もしかして先に出ているのではないかと思えたものだったが、最後はワールドエースの伸びが優っていた。
馬場の大外を、それもステッキも入れずに鞍上福永Jの手綱のシャクリだけで伸びて行くワールドエース。馬場さえしっかりしていればこれぐらいは当然かの様な伸びであった・・・。
圧倒的1番人気に支持されたワールドエース。馬場が読めない時点からの支持であるが、ずーっと圧倒的な人気であった。それどころか、終わってみて人気どおりに入る結果。2番人気、3番人気、4番人気とちゃんと着順が人気どおりの決着。支持する競馬ファンの卓越した眼に本当に敬服するものである。
レースに戻ろう。スタートは一番出なかったのがワールドエース。出る気がないのかも。隣りのアルキメデスもゲートを上に飛び出して遅くなった。中からやはりメイショウカドマツが出て行く。大外からグランプリブラッドが前へと出てきたが、先手はメイショウカドマツが獲って最初のカーヴを廻る。内枠を利してアドマイヤレイが3番手。その外にショウナンタケルがつく。ワールドエースはと見ると、後ろから4頭目の外目にいる。ペースを決して落とす逃げでなく、そこそこの速さでレースを進めるメイショウカドマツと武幸四郎Jである。
向こう正面では先頭グループは5頭。その一番前のメイショウカドマツだが、1馬身ぐらいリードする形か。ワールドエースは『先頭から12馬身ぐらい』と場内放送が言う。内目をついてラフィングインメイが順位を上げて行く。最後方がローゼンケーニッヒが内でレースを進めているのが見える。
3コーナーを過ぎて一旦後続に差をつけなかったメイショウカドマツだが、また1馬身ぐらいのリードを出して4コーナーと向かう。カーヴに入る前には後続がドドッと差を詰めて行き、メイショウカドマツにショウナンタケル、オソレイユと馬体がむしろ前に出かかった様にも見えた。
真っ直ぐに向いた直線では、メイショウカドマツの内からアドマイヤレイが姿を現す。必死で抵抗するメイショウカドマツだ。外ではミルドリームが伸び出しているが、そのさらに外からワールドエースがやって来ている。
内の2頭の戦い。そして馬場の真ん中ではミルドリームの外からワールドエースの伸び。そのワールドエースがグングンと加速しだして前へと出て行った。ジワジワといった感じの伸びで、一番前へと出たのが見えた。内ではメイショウカドマツがアドマイヤレイを振り切って、2着を確保していた。
上がり3ハロンが11.9~11.9で最後の1ハロンが12.6である。全てメイショウカドマツがマークしたものだが、最後の最後はワールドエース自身の数字である。この馬場で大外を廻ったといいいながらも、先に追い出したミルドリームをコンマ5秒も置き去りにしての切れ味だ。確かにゲートの出とかまだまだ改良されねばならない材料はある様だが、重厚な伸び脚。最後までしっかりとした脚どりといい、さすがのスケールだ。
そして粘りに粘ったメイショウカドマツ。中山に4戦連続での遠征後の今回である。見事、皐月賞出走の権利も確保した。その経験が大きくものを言う馬場コンディションでもある。いざ皐月賞も近い・・・!!
平林雅芳 (ひらばやし まさよし)
競馬専門紙『ホースニュース馬』にて競馬記者として30年余り活躍。フリーに転身してから、さらにその情報網を拡大し、関西ジョッキーとの間には、他と一線を画す強力なネットワークを築いている。
3歳新馬
ダ1800m
勝ちタイム1.54.4
スペルヴィア(牡3、父シンボリクリスエス、栗東・橋田厩舎)
※※スペルヴィアが高らかに唄う!!
パドックを観ていて《思わずデカイな~》と思うスペルヴィア。しかしそのパワフルさを最後の1ハロンで発揮する。巧い抜け出しで勝ったと思える勢いであったスマートマーズを、それこそ最後にネジふせる様に抜いていったのがスペルヴィア。
これも大魔神の馬である。そして馬名である。コンチータ・スペルヴィアと歌姫からの引用。カルメンで有名な偉大なる歌姫なのである・・・。しかし男馬であるよ・・ね。
スタンド前からのスタート。やはり福永Jのショウナンカイマが、外から先手と出て行く。これは当然の読み筋。内からスペルヴィアも、好枠を生かすべく出していく。最初のカーヴへと先に入ったショウナンカイマに続いてスマートマーズが2番手。オーノシシャモが3番手に上がって向こう正面に入る。内でスペルヴィアがラチ沿いでレースを進める。3コーナー手前の1000メートル通過が1.03.9とまずまずの流れである。まだペースは上がらずそのまま4コーナーへと入っていく。外を廻ってミッキーマーチが順位を上げてきた。馬群がかなり固まってきた。内でガッチリと手応え良くスペルヴィアが待っている。カーヴを廻って直線に入ってきた時には2番手だったスマートマーズが、外へ出してショウナンカイマの前へと出た。外でミッキーマーチが2番手に上がっている。スペルヴィアは内から外へと出してきた。
完全に先頭に立ったスマートマーズ。左ステッキでさらにうながしていく。ミッキーマーチが外から前を追うが、その外を勢いの違うスペルヴィアがグングンと加速をつけて前を追う。残り100のあたりでスマートマーズに並んだスペルヴィア。手綱をシャクるだけで加速して行き、最後は1馬身半の差をつけての完勝であった。
最後の1ハロンでマークしたのが12.5の切れである。
そして2着スマートマーズが、3着ビューティサンに付けた差が6馬身。普通ならばスマートマーズの勝ちパターンのレースであっただろう。それを上廻る勢いで抜き去っていったスペルヴィア。さすが良血、セレクトセールでかなりの高い値段がついた馬である。檜舞台が待っているはずだ・・・。
土曜阪神11R
若葉S
芝2000m
勝ちタイム2.04.4
ワールドエース(牡3、父ディープインパクト・栗東、池江厩舎)
※※ノーステッキで駆け抜けて行く。ワールドエースだ!!
雨で心配された馬場も幸いにセーフ。そんなに水を含んでない様にも見えた。マイペースの逃げで4コーナーまで来ていたメイショウカドマツだが、アドマイヤレイに一度抜け出された直線1ハロンだったが、今一度差仕返し気味となる。内外が離れていて、外のワールドエースの伸びも目だっていたが、もしかして先に出ているのではないかと思えたものだったが、最後はワールドエースの伸びが優っていた。
馬場の大外を、それもステッキも入れずに鞍上福永Jの手綱のシャクリだけで伸びて行くワールドエース。馬場さえしっかりしていればこれぐらいは当然かの様な伸びであった・・・。
圧倒的1番人気に支持されたワールドエース。馬場が読めない時点からの支持であるが、ずーっと圧倒的な人気であった。それどころか、終わってみて人気どおりに入る結果。2番人気、3番人気、4番人気とちゃんと着順が人気どおりの決着。支持する競馬ファンの卓越した眼に本当に敬服するものである。
レースに戻ろう。スタートは一番出なかったのがワールドエース。出る気がないのかも。隣りのアルキメデスもゲートを上に飛び出して遅くなった。中からやはりメイショウカドマツが出て行く。大外からグランプリブラッドが前へと出てきたが、先手はメイショウカドマツが獲って最初のカーヴを廻る。内枠を利してアドマイヤレイが3番手。その外にショウナンタケルがつく。ワールドエースはと見ると、後ろから4頭目の外目にいる。ペースを決して落とす逃げでなく、そこそこの速さでレースを進めるメイショウカドマツと武幸四郎Jである。
向こう正面では先頭グループは5頭。その一番前のメイショウカドマツだが、1馬身ぐらいリードする形か。ワールドエースは『先頭から12馬身ぐらい』と場内放送が言う。内目をついてラフィングインメイが順位を上げて行く。最後方がローゼンケーニッヒが内でレースを進めているのが見える。
3コーナーを過ぎて一旦後続に差をつけなかったメイショウカドマツだが、また1馬身ぐらいのリードを出して4コーナーと向かう。カーヴに入る前には後続がドドッと差を詰めて行き、メイショウカドマツにショウナンタケル、オソレイユと馬体がむしろ前に出かかった様にも見えた。
真っ直ぐに向いた直線では、メイショウカドマツの内からアドマイヤレイが姿を現す。必死で抵抗するメイショウカドマツだ。外ではミルドリームが伸び出しているが、そのさらに外からワールドエースがやって来ている。
内の2頭の戦い。そして馬場の真ん中ではミルドリームの外からワールドエースの伸び。そのワールドエースがグングンと加速しだして前へと出て行った。ジワジワといった感じの伸びで、一番前へと出たのが見えた。内ではメイショウカドマツがアドマイヤレイを振り切って、2着を確保していた。
上がり3ハロンが11.9~11.9で最後の1ハロンが12.6である。全てメイショウカドマツがマークしたものだが、最後の最後はワールドエース自身の数字である。この馬場で大外を廻ったといいいながらも、先に追い出したミルドリームをコンマ5秒も置き去りにしての切れ味だ。確かにゲートの出とかまだまだ改良されねばならない材料はある様だが、重厚な伸び脚。最後までしっかりとした脚どりといい、さすがのスケールだ。
そして粘りに粘ったメイショウカドマツ。中山に4戦連続での遠征後の今回である。見事、皐月賞出走の権利も確保した。その経験が大きくものを言う馬場コンディションでもある。いざ皐月賞も近い・・・!!
平林雅芳 (ひらばやし まさよし)
競馬専門紙『ホースニュース馬』にて競馬記者として30年余り活躍。フリーに転身してから、さらにその情報網を拡大し、関西ジョッキーとの間には、他と一線を画す強力なネットワークを築いている。
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