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クイーンエリザベスⅡ世カップ出走馬決まる…和田栄司コラム
2012/4/19(木)
4月29日、香港シャティン競馬場で行われるG1クイーンエリザベスⅡ世カップに出走する14頭が決まり、香港ジョッキークラブから発表されました。外国招待馬はレーティング120の愛トレジャービーチ、118のルーラーシップ、115の仏チンチョン、それに114の南アフリカのヴァイカウントネルソンの4頭。トレジャービーチはドバイシーマクラシック4着、ヴァイカウントネルソンはゴドルフィンマイルを2着しての香港入り、これに対してルーラーシップは日経賞3着を叩いての挑戦、一昨年のネヴァブションが日経賞4着からの挑戦で4着したことを考えると、それ以上の成績が望めそうです。また昨年米国でG1を勝ったチンチョンはG3エクスビュリ賞を勝って挑戦します。2009年にチンチョンはエクスビュリ賞を3着して、このQEⅡカップに臨んで4着していますから、こちらも今回はそれ以上の成績が期待出来そうです。
迎え撃つ香港勢、レーティング122でトップのアンビシャスドラゴンと120のカリフォルニアメモリー、どちらも前走ドバイデューティーフリーを走って、アンビシャスドラゴンは初めての左廻りで伸び悩み7着、カリフォルニアメモリーは内で窮屈な競馬を強いられて12着に終わりました。ドバイ帰りは、1・2着以外では4着だった2006年のウイジャボードのQEⅡカップ3着が最高成績。したがいましてアンビシャスドラゴンやカリフォルニアメモリーに全幅の信頼をかける訳には参りません。待機組の中では香港G3プレミアプレートを勝ったサムザップが、イリアン、ピュアチャンピオン、ミスターメディチと比べると一番良い出来に映ります。
後は昨年に比べて小粒な印象が強い4歳勢、と言っても昨年の現5歳馬はアンビシャスドラゴンが抜けていた存在で、同馬を除いたメンバーとの比較では十分通用すると思われます。その4歳馬は、香港ダービー馬フェイフェイ、同2着馬セイムワールド、同3着馬スウィートオレンジ、同4着馬ザイダンの4頭。特に香港ダービーでラスト400mを21秒台で追い込んだセイムワールドとスウィートオレンジには要注意しておかねばならないでしょう。
昨年は4頭のドバイ帰りの馬が出走、ドバイデューティーフリー2着だったリヴァージェッテスが6着、ドバイワールドカップ6着のジターノエルナンドが8着、ドバイデューティーフリー3着のウィグモアホールが11着、そしてドバイシーマクラシック9着のキングダンサーがしんがりの14着。この例を出すまでもなくドバイ帰りにはあまり良いデータが残っていないQEⅡカップです。昨年のドバイに続いて2度目の海外挑戦となるルーラーシップ、ウンベルト・リスポリ騎手も2月から香港で騎乗を始めており、この強力コンビで良い結果を期待したいものです。
海外競馬評論家 和田栄司
ラジオ日本のチーフディレクターとして競馬番組の制作に携わり、多岐にわたる人脈を形成。かつ音楽ライターとしても数々の名盤のライナーを手掛け、海外競馬の密な情報を把握している日本における第一人者、言わば生き字引である。外国馬の動向・海外競馬レポートはかねてからマスメディアで好評を博しており、それらをよりアップグレードして競馬ラボで独占公開中。
迎え撃つ香港勢、レーティング122でトップのアンビシャスドラゴンと120のカリフォルニアメモリー、どちらも前走ドバイデューティーフリーを走って、アンビシャスドラゴンは初めての左廻りで伸び悩み7着、カリフォルニアメモリーは内で窮屈な競馬を強いられて12着に終わりました。ドバイ帰りは、1・2着以外では4着だった2006年のウイジャボードのQEⅡカップ3着が最高成績。したがいましてアンビシャスドラゴンやカリフォルニアメモリーに全幅の信頼をかける訳には参りません。待機組の中では香港G3プレミアプレートを勝ったサムザップが、イリアン、ピュアチャンピオン、ミスターメディチと比べると一番良い出来に映ります。
後は昨年に比べて小粒な印象が強い4歳勢、と言っても昨年の現5歳馬はアンビシャスドラゴンが抜けていた存在で、同馬を除いたメンバーとの比較では十分通用すると思われます。その4歳馬は、香港ダービー馬フェイフェイ、同2着馬セイムワールド、同3着馬スウィートオレンジ、同4着馬ザイダンの4頭。特に香港ダービーでラスト400mを21秒台で追い込んだセイムワールドとスウィートオレンジには要注意しておかねばならないでしょう。
昨年は4頭のドバイ帰りの馬が出走、ドバイデューティーフリー2着だったリヴァージェッテスが6着、ドバイワールドカップ6着のジターノエルナンドが8着、ドバイデューティーフリー3着のウィグモアホールが11着、そしてドバイシーマクラシック9着のキングダンサーがしんがりの14着。この例を出すまでもなくドバイ帰りにはあまり良いデータが残っていないQEⅡカップです。昨年のドバイに続いて2度目の海外挑戦となるルーラーシップ、ウンベルト・リスポリ騎手も2月から香港で騎乗を始めており、この強力コンビで良い結果を期待したいものです。
海外競馬評論家 和田栄司
ラジオ日本のチーフディレクターとして競馬番組の制作に携わり、多岐にわたる人脈を形成。かつ音楽ライターとしても数々の名盤のライナーを手掛け、海外競馬の密な情報を把握している日本における第一人者、言わば生き字引である。外国馬の動向・海外競馬レポートはかねてからマスメディアで好評を博しており、それらをよりアップグレードして競馬ラボで独占公開中。
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