垣根を越えて

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17日、福永祐一騎手(31歳、栗東・フリー)が美浦トレセンに訪れ、今週日曜の新潟競馬で騎乗する2歳新馬ジャッカネイプス(牡2、美浦・堀厩舎)をはじめとした計3頭の調教に跨った。
同騎手にとって、美浦トレセン来訪は「競馬学校時代に見学に来て以来」(本人談)という超が付く久々の出来事である。

福永騎手が新しい一歩を踏み出したのも、すべては「力を付けてきた関東馬にも積極的に乗りたい」という意欲の表れ。昨年から、夏の新潟に参戦しているように、積極的に関東の陣営にアピールしているのである。
その甲斐あって、昨年は関東馬とのコンビで14勝を挙げる活躍。これはデビュー以来最多の数字だった。

「あと2~3年は続けたい」と語る福永騎手。更なる飛躍に向けた努力が実る日を心待ちにしたい。