7日、園田競馬場で5月27日の日本ダービーを制した岩田康誠騎手の優勝セレモニーが行われた。

「2006年に兵庫からJRAに移籍し、7年目で日本ダービーを勝つことができました。これまでチャンスもありながら勝てなくて、技術の向上に努めてきましたが、今年は本当に最高の騎乗をすることができ、日本ダービーを勝つことができました。
涙は当日に全部流しましたので、今はもうありません。あれは日本ダービーを優勝した嬉しさではなく、ディープブリランテとのコンビで優勝できた嬉しさでした。これまでJRAでは兵庫出身の騎手としていつも誇りを持って頑張ってきました。
今は木村騎手を始め、みんなが園田競馬を盛り上げてくれていますが、僕も時間がある限り園田に来てこの勝負服で騎乗したいと思います。これからも園田競馬場の応援をよろしくお願いします」とコメント。

地元ファンからも多くのエールを浴びた岩田騎手は、関係者からの花束を受け取り、地元騎手達に胴上げをされて、ダービー制覇を祝福された。