今週の障害注目馬

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トピックス

土曜新潟4レース・障害3歳上未勝利に出走を予定しているオウケンウッド(牡4、美浦・田中剛厩舎)と日曜新潟4レース・障害3歳上オープンに出走を予定しているグレイドケイ(牡4、美浦・矢野照厩舎)について、石神深一騎手に話を聞いた。

2戦続けて2着と、好走を続けるオウケンウッド。
「前走は、勝ち馬(リリースバージョン)にマークされ、終いは切れ味の差でやられてしまいましたけど、レース自体は思っていた通りに運べましたし、内容は悪くなかったと思います」と、前走を振り返る。

「最終追い切りに乗せてもらいましたけど、元々飛越は上手な馬ですし、息遣いも良かったので、良い状態でレースに向かえると思います。新潟コースは初めてですが、問題ないと思います。気が良くて自分から行ってくれますし、飛越が上手で障害を飛ぶたびに前へ出られるので、良い位置でレースを進められます。
ペースが速くてもバテませんが、終いは切れるタイプではないので、スローのヨーイドンにならないように、道中リラックスさせながら運びたいですね。障害初戦からやれる手応えを感じていましたし、その通りにセンスの良い走りをしてくれています。今回も人気になるでしょうし、それに応えたいです」と意気込みを語った。

続いて、障害転向後3戦して連を外していないグレイドケイについて。
「平地で走っている頃に砂を被ると嫌がる面があったようで、先生から、砂を被らせないようなレースをして欲しいと言われていましたし、ゲートの二の脚も速いので、ハナに行く競馬をしてきました。
これまで強い相手と戦ってきて、この成績ですから力がありますよ。前走のペガサスジャンプステークスは、道悪上手のこの馬にとって、他の馬が苦労していた分、馬場状態がプラスに働いたことはありますが、それでも後に重賞を勝つ馬に先着していますからね。よく走っていると思います」と、前走を振り返る。

今回は約4ヶ月振りの実戦となるが
「前走後は少し脚を痛めましたけど、軽度だったのですぐに厩舎に戻ってきました。中間も結構本数をやっていますし、毎週追い切りに乗せてもらっていますけど、感触は良いですよ。初障害のときも、8ヶ月近く間が開いていて2着にきていますし、休み明けでも問題ないと思います」と語るように、態勢は整っている。

「この馬は、未勝利勝ちをしたときも物見をしてフラフラしていたように、まだ子供っぽいところがあるので、コース替わりがカギになると思います。初めての競馬場で戸惑わなければいいですね。これまでも本気で走ったことがありませんし、まだまだこれから成長していく馬です。ここでどういう競馬をしてくれるか楽しみですね」と期待を寄せる。

また、障害3歳上オープンではリザーブカード(牡9、美浦・栗田博厩舎)も楽しみな一頭だ。

「障害オープンでも堅実に走っていますね。近走の成績はもうひと息ですが、障害未勝利を勝った頃の体全体を使ったフォームと比べると、動きに物足りなさがあったようです。中間は3回稽古で乗せてもらって、自分としてもやれるだけのことはやれたと思っています。教えたことが実になってきたと思いますし、体の使い方も良くなってきました。
今回はメンバーが揃っていますけど、元々平地の重賞で勝ち負けしているくらいの能力がある馬ですし、調教で感じた良さをレースで出せれば、ここでも面白いと思います。今後の重賞戦線で楽しみが持てるような走りをして欲しい、と期待しています」と手綱を取る山本康志騎手も手応えを感じており、一発があって不思議はない。