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カラフルブラッサムが外から差し切る!!
2012/8/7(火)
日曜小倉5R
2歳新馬
芝1800m
勝ちタイム1.50.4
カラフルブラッサム (牝2、ハーツクライ・栗東、鈴木孝厩舎)
※カラフルブラッサムが外から差し切る!!
まだこの真昼の時間は小倉はけっこうな風も吹いて、木陰などにいると本当に涼しい。パドックの電光掲示板の裏は公園風な感じになっており、池もある。馬が出てくる前にそこらを散策していると、初代小倉場長の銅像と経歴の立て看板が。野上辰之助さん。《フーン、長い間、小倉競馬にもお世話になってきたが、そんな歴史とは知らなかったな~》なんて感心したりして馬の到着を待つ。
そして周回し始めた馬を見る。ヘミングウェイの好馬体の印象である。返し馬を見てなおさら《負けないな~》と思える雰囲気。ところが競馬は生きているのであります・・。
《あ、負けた・・》と思って検量室のPVを観に下りる。スタートから1コーナーまでの縦位置で良く判った。好発を決めて前へと出て行ったヘミングウェイ。ジワっとした流れになるのは当然の距離。1コーナーまでには各馬がどっと前へと出て行った。その1コーナーまでに行く間で、最内枠のダイショウザーが、やや外へと出たのか、隣りを進むバロンミノルに影響を与える。そのバロンミルノが外へ出てしまい、カラフルブラッサムの鞍上浜中Jが思わず手綱を引く。そこで下げたヘミングウェイ。そこからは微妙にハミを噛んでしまった様子だ。
2コーナーを廻って、向こう正面では3列目にヘミングウェイがいた。3コーナーで前はダイショウザー、テイエムイナズマ、タガノギャラクシーの3頭で形成。その後もバロンミノル、ダノングラッドが続き、ヘミングウェイは6番目の外。その後ろにカラフルブラッサムが内ラチ沿いを進んでいる。
4コーナーに入る時に、ダノングラッドが仕掛けて前へと出て行ったりで開いたスペースにヘミングウェイは入って、前から2列めへと上がって直線に入って来た。そして外へと出したヘミングウェイが追い出した瞬間に、外からカラフルブラッサムが猛然と前へと出て行った。それでも追いつきそうなヘミングウェイの脚色だったが、段々とゴールが近づくにつれ差が開いてしまった。
カラフルブラッサムは3コーナー過ぎにステッキを入れてゴーサインを出したぐらい。4コーナーは内目から外へと出してそこから一気の脚であった。なおPVを見ると、4着のピンポンがかなりもったいない内容。待ち時間がかなりあって外へ出してからの脚であそこまで来ている。
もっともこのレースは1コーナーへ入るまでにもアクシデントがあった様に、新馬戦で何が起きるか判らないのもある。
勝ったカラフルブラッサムは最初から後ろでジッとしていて、3コーナー過ぎからゴーサイン。4コーナーを外へ出してくる脚も速かったし、直線もそのままに脚を使って能力を全面に出し切っての勝利であった・・・。
平林雅芳 (ひらばやし まさよし)
競馬専門紙『ホースニュース馬』にて競馬記者として30年余り活躍。フリーに転身してから、さらにその情報網を拡大し、関西ジョッキーとの間には、他と一線を画す強力なネットワークを築いている。
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