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ドバイワールドカップに272頭が登録
2013/2/12(火)
優勝賞金600万ドル、総賞金1000万ドル、世界で最も高額賞金のサラブレッド競走G1DWC(ドバイワールドカップ)に272頭が登録した。18回を数えるDWCは3月30日、UAE、ドバイのメイダン競馬場、メイントラックのタペタ馬場、距離2000メートルで行なわれる。
DWCだけでなく、DWCデーには他8つのグループ競走を含む9つのレースが行なわれ、その総額は2725万ドルと他に類を見ない賞金額になっている。DWC登録272頭の内、UAEが184頭、これはゴドルフィン以外にも沢山のUAE所属馬がいるが、そのほとんどがフリー登録の為、登録だけはしておくムードが蔓延してのことだろう。
2002年にアメリカが87頭をエントリーして、使ったのは1頭だけと顰蹙を買った。ドバイレーシングクラブの国際マネージャーのマーティン・タリー氏は「登録が最終の出走馬の割り当てに使用されるべきではない」と話しているが、DWC出走を目指してカーニバルを戦う馬もいることを考えると、一概に規定を作る訳にも行かないだろう。
UAEに次ぐ2位は27頭のアメリカ、次いで南アフリカが18頭、日本の11頭、英国の7頭、アイルランドの5頭、香港とサウジアラビアの4頭、バーレーン、フランス、ドイツ、ノルウェイ、シンガポールの2頭と続いている。
日本からはG1ドバイシーマクラシック(芝2410m)のジェンティルドンナとG2UAEダービー(AW1900m)のケイアイレオーネが既に招待を受諾した。これに3月9日スーパーサタデーのG1アルマクトゥームチャレンジR3(AW2000m)を使うトレイルブレーザーがほぼ確定と言えるだろう。
7日に行われたG2アルマクトゥームチャレンジR2(AW1900m)では、今季初戦となったゴドルフィンレーシングのハンターズライトが、先頭から2馬身差3番手の外という位置取りから直線200m残して抜け出し、昨年のG1ローマ賞に続く重賞連勝を飾った。ハンターズライトのような馬はまだまだ出て来そうだ。
ゴドルフィンレーシングの昨年のDWC勝馬モンテロッソと2着馬カポーニは、まだカーニバルに顔を見せていない。3月9日のR3、またはその前の2000m戦を使って来るとは思われるが、場合によってはDWCのゴドルフィンの顔ぶれががらりと変わって来る可能性もある。当面はトレイルブレーザーが出走予定のR3が最大の注目になって来る。
アメリカ勢は2011年のケンタッキーダービー馬アニマルキングダムが、9日ガルフストリームパーク競馬場のG1ガルフストリームパークターフH(芝9F)を使った。6頭立ての4馬身半差5番手でレースを進め、半マイル50秒52のスローペースを、バックストレッチから内に切れ込みながら自ら動いたが、外を一緒に上がったG1・3勝馬のポイントオブエントリーに1馬身4分の1交わされ2着に終わった。
負傷したロビー・アルヴァラード騎手に代わってケンタッキーダービーを勝った殿堂入りジョッキーのジョン・ヴェラスケス騎手は、アニマルキングダムとの4回の騎乗を終えて、今回はポイントオブエントリーを選択。アニマルキングダムにはジョエル・ロサーリオ騎手が決まった。そのアニマルキングダムのバックストレッチからの早めの動きは誰の目にも意外な動きに映った。しかし、グラハム・モーション調教師は「瞬時の決断だったのだろう。仮に勝っていたら、彼は英雄だったに違いない」と話す。
アニマルキングダムの動きは良かったし、タペタの馬場は初めてとなるが、ポリトラック馬場で3戦3勝しているだけに好調子をキープしていると判断した。また勝ったポイントオブエントリーはG1ドバイシーマクラシックのエントリーを決めた。エクリプス賞を2年連続で受賞したロイヤルデルタ、昨年は4番手の絶好の位置取りも9着、2度目の挑戦でキーンランドのポリトラックを勝った時の脚が使えるかがポイントになるだろう。
デール・ロマンズ調教師のドゥラハンとリトルマイクは、どちらもドバイシーマクラシックとドバイデューティーフリーにも登録している。G1・3勝のドゥラハンは全てをポリトラック馬場で挙げ3戦3勝、DWCに期待がかかる。BCターフ勝馬リトルマイクは、距離9ハロンから12ハロンの芝でG1・3勝、シーマクラシックになるか、デューティーフリーになるかは、どちらもスーパーサタデーを走った後で決めることになりそうだ。
海外競馬評論家 和田栄司
ラジオ日本のチーフディレクターとして競馬番組の制作に携わり、多岐にわたる人脈を形成。かつ音楽ライターとしても数々の名盤のライナーを手掛け、海外競馬の密な情報を把握している日本における第一人者、言わば生き字引である。外国馬の動向・海外競馬レポートはかねてからマスメディアで好評を博しており、それらをよりアップグレードして競馬ラボで独占公開中。
DWCだけでなく、DWCデーには他8つのグループ競走を含む9つのレースが行なわれ、その総額は2725万ドルと他に類を見ない賞金額になっている。DWC登録272頭の内、UAEが184頭、これはゴドルフィン以外にも沢山のUAE所属馬がいるが、そのほとんどがフリー登録の為、登録だけはしておくムードが蔓延してのことだろう。
2002年にアメリカが87頭をエントリーして、使ったのは1頭だけと顰蹙を買った。ドバイレーシングクラブの国際マネージャーのマーティン・タリー氏は「登録が最終の出走馬の割り当てに使用されるべきではない」と話しているが、DWC出走を目指してカーニバルを戦う馬もいることを考えると、一概に規定を作る訳にも行かないだろう。
UAEに次ぐ2位は27頭のアメリカ、次いで南アフリカが18頭、日本の11頭、英国の7頭、アイルランドの5頭、香港とサウジアラビアの4頭、バーレーン、フランス、ドイツ、ノルウェイ、シンガポールの2頭と続いている。
日本からはG1ドバイシーマクラシック(芝2410m)のジェンティルドンナとG2UAEダービー(AW1900m)のケイアイレオーネが既に招待を受諾した。これに3月9日スーパーサタデーのG1アルマクトゥームチャレンジR3(AW2000m)を使うトレイルブレーザーがほぼ確定と言えるだろう。
7日に行われたG2アルマクトゥームチャレンジR2(AW1900m)では、今季初戦となったゴドルフィンレーシングのハンターズライトが、先頭から2馬身差3番手の外という位置取りから直線200m残して抜け出し、昨年のG1ローマ賞に続く重賞連勝を飾った。ハンターズライトのような馬はまだまだ出て来そうだ。
ゴドルフィンレーシングの昨年のDWC勝馬モンテロッソと2着馬カポーニは、まだカーニバルに顔を見せていない。3月9日のR3、またはその前の2000m戦を使って来るとは思われるが、場合によってはDWCのゴドルフィンの顔ぶれががらりと変わって来る可能性もある。当面はトレイルブレーザーが出走予定のR3が最大の注目になって来る。
アメリカ勢は2011年のケンタッキーダービー馬アニマルキングダムが、9日ガルフストリームパーク競馬場のG1ガルフストリームパークターフH(芝9F)を使った。6頭立ての4馬身半差5番手でレースを進め、半マイル50秒52のスローペースを、バックストレッチから内に切れ込みながら自ら動いたが、外を一緒に上がったG1・3勝馬のポイントオブエントリーに1馬身4分の1交わされ2着に終わった。
負傷したロビー・アルヴァラード騎手に代わってケンタッキーダービーを勝った殿堂入りジョッキーのジョン・ヴェラスケス騎手は、アニマルキングダムとの4回の騎乗を終えて、今回はポイントオブエントリーを選択。アニマルキングダムにはジョエル・ロサーリオ騎手が決まった。そのアニマルキングダムのバックストレッチからの早めの動きは誰の目にも意外な動きに映った。しかし、グラハム・モーション調教師は「瞬時の決断だったのだろう。仮に勝っていたら、彼は英雄だったに違いない」と話す。
アニマルキングダムの動きは良かったし、タペタの馬場は初めてとなるが、ポリトラック馬場で3戦3勝しているだけに好調子をキープしていると判断した。また勝ったポイントオブエントリーはG1ドバイシーマクラシックのエントリーを決めた。エクリプス賞を2年連続で受賞したロイヤルデルタ、昨年は4番手の絶好の位置取りも9着、2度目の挑戦でキーンランドのポリトラックを勝った時の脚が使えるかがポイントになるだろう。
デール・ロマンズ調教師のドゥラハンとリトルマイクは、どちらもドバイシーマクラシックとドバイデューティーフリーにも登録している。G1・3勝のドゥラハンは全てをポリトラック馬場で挙げ3戦3勝、DWCに期待がかかる。BCターフ勝馬リトルマイクは、距離9ハロンから12ハロンの芝でG1・3勝、シーマクラシックになるか、デューティーフリーになるかは、どちらもスーパーサタデーを走った後で決めることになりそうだ。
海外競馬評論家 和田栄司
ラジオ日本のチーフディレクターとして競馬番組の制作に携わり、多岐にわたる人脈を形成。かつ音楽ライターとしても数々の名盤のライナーを手掛け、海外競馬の密な情報を把握している日本における第一人者、言わば生き字引である。外国馬の動向・海外競馬レポートはかねてからマスメディアで好評を博しており、それらをよりアップグレードして競馬ラボで独占公開中。
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