【2回京都】デインツリー…小平奈由木の注目新馬レポート

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注目の新馬【2回京都】デインツリー

デインツリー
(牡3、栗東・長浜厩舎)
父:スペシャルウィーク
母:デインスカヤ
母父:Danehill

父はスペシャルウィーク。シーザリオ(オークス)に続き、歴史的な名牝、ブエナビスタ(ジャパンCなどG1を6勝)を送り出したことで、この世代は優秀な繁殖を集めている。ゴルトブリッツ(帝王賞)、ローマンレジェンド(東京大賞典)など、ダートで強さを発揮する産駒も多い。
母デインスカヤ(その父デインヒル)はフランスで3勝をマーク。G2・アスタルテ賞に優勝した。同馬の兄姉にシックスセンス(京都記念、香港ヴァーズ2着、皐月賞2着、ダービー3着)、スペルバインド(4勝)など。現4勝のデルフォイ(京都新聞杯2着)は全兄にあたる。社台サラブレッドクラブにラインナップ。募集総額は4800万円だった。
当初は秋のデヒューを目指し、9月27日に追分ファーム・リリーバレーより宇治田原優駿ステーブルへ移動。ただし、右前の蹄を痛がるようになり、しばらくは回復を待った。しっかりと体をつくり直し、12月12日、栗東に入厩。馬運車で右目の下部に外傷を負うアクシデントに見舞われたものの、問題なくペースが上げられた。坂路での乗り込みと並行してゲート練習を進め、1月16日の試験をパス。先週は古馬1600万下のアグネスウィッシュと併せて半マイルより一杯に追われた。コンマ1秒の遅れを取ったとはいえ、終いは11秒台。ポテンシャルは確かなうえ、いきなり動ける態勢が整っている。
2月17日(日)、京都の芝1600mにスタンバイ。藤田伸二騎手に依頼している。


小平 奈由木(こだいら なゆき)
早稲田大学日本語研究教育センターに勤務した後、競馬関係に進む。競馬専門紙「1馬」の記者、法人馬主「サラブレッドクラブラフィアン」のレーシングマネージャーなどを経て、現在はフリーランス。業界のキャリアは 20年近くになり、生産・育成現場からトレセンまで精通。
清水成駿氏の公式サイト「SUPER SELECTION」に毎週連載中の「トレセン尋ね人」や、月刊誌「競馬最強の法則」の人気コーナー「トレセン最前線」をはじめ、幅広い知識を生かしたエッセーが評判になっている。