Dスカーレット、ドバイ遠征も回避

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12日にフェブラリーSの回避が発表されたダイワスカーレット(牝5、栗東・松田国英厩舎)だが、このたびの脚部不安からドバイ遠征についても回避することが決定された。

松田国英師のコメントは以下のとおり。

「若干の熱を持った左前肢を詳細に検査しました。球節の下の部分に痛みがあったのでレントゲン検査したところ、骨には異常はありませんでした。しかし、エコー検査で腱及び靱帯を検査したところ、繋の骨(指骨)につながる浅屈腱の左内側部分に炎症が見られました。(通常の場合、管の後ろに炎症が現れるが)今回の部位が球節を取巻く靱帯の中を通っているところであったため、炎症の症状が現れてはいませんでした。
 今後の回復については、このような炎症の症例が珍しいため現段階では判りませんので、ドバイへの出走も取りやめることとしました。」