桜近し

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圧倒的人気を集めたブエナビスタ(牝3、栗東・松田博厩舎)が桜花賞の前哨戦であるチューリップ賞を快勝。
新馬戦こそ3着に敗れたものの、その後これで3連勝となった。

逃げたサクラミモザ(牝3、美浦・畠山吉厩舎)に直線で突き放された時に一瞬ヒヤッとする場面はあったが、ケタ違いの瞬発力で他馬とは次元の違う走りを披露。
「数字(馬体重)は一緒でも中身がシッカリしていたし、普通に走ればまず大丈夫と思ったよ。このあと順調なら次も(桜花賞)何とかなるやろ」と松田博師は早くも勝利宣言!

なお、詳しいレース回顧は、同トピックス内「平林雅芳の目」をご覧頂きたい。

一方、打倒ブエナビスタを目指す他陣営の話。
今週のフィリーズレビューに登録しているデグラーティア(牝3、栗東・宮本厩舎)が熱発のため同レースを回避することになった。
「休ませたのは1日だけ。今朝(10日)から乗り始めたし、次週のファルコンSに出走させます」と宮本師。
そこから本番の桜花賞へ向かうことになる模様。急なローテーションの変更がどう出るか?

着差以上の強さでチューリップ賞をクリアしたブエナビスタの一強ムードが漂う今年の桜花賞。
チューリップ賞勝ち馬は、01年のテイエムオーシャン以来、本番の桜花賞で7連敗中という嫌なデータもあるところだが、果たして勝負の行方は…!?