【秋華賞】メイショウ武幸、2冠へ決意「もう一度勝ちたい」

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13日(日)に行われる秋華賞(G1)に出走予定のメイショウマンボ(牝3、栗東・飯田明厩舎)に騎乗する武幸四郎騎手の一問一答は以下の通り(10/9、最終追い切り後)。

-:有力馬で臨めるこのG1ウィーク、気持ちとしては昂ぶるものがありますか?

武幸四郎騎手:もちろんです。オークス勝って、夏の間もとにかく無事に秋を迎えられれば、と思っていたので、馬が無事に夏を越してくれたのが何よりです。

-:馬が無事に夏を越してくれたその証といいましょうか、先週も良い時計が出ていまして、先ほどの調教でも、坂路で52.3-37.9-24.3-12.4秒。2頭併せで、最後は楽に突き放すような状況でした。いかがでしたか?

武:調教はもともと凄く動いていた馬だったので、秋になって特別動くようになったわけではないのですが、前回ステップレース使って、順当に良くなってきたなという感じはあります。

-:いかにも上積みはあるなという感じでしょうか?

武:そうですね。他の陣営もそうだと思うのですが、当然、今回の方が良い状態で迎えられそうなので、それが何よりです。

-:そういった意味では、前走のローズS、秋緒戦でしたが、踏ん張って4着という成績も収穫ありという感じだったのでしょうか?

武:メイショウマンボ自体が、夏の間ゆっくり休んで、放牧行ってという以来のレースだったので、無事に、勝てれば一番良かったのですが、4着でしたが、次に望みが持てるような走りだったので、ステップレースとしては良かったんじゃないかと思います。

-:イレ込みの課題も克服出来たというお話もありましたが。

武:オークスの時がかなりイレ込んだ馬なので、前回は色々と注意していたのですが、そんなにイレ込むようなこともなくて、おそらく今回も大丈夫じゃないかと思います。今度はお客さんの前(スタンド前)でのスタートなんですけど、今の感じなら、我慢してくれるんじゃないかと思うんですけど。

-:前走はタフな馬場にもなりましたが、その反動もなさそうですね?

武:反動というよりは、上積みがありそうなんで、それが何よりです。

-:そして、京都コースがめっぽう強いです。2勝して、2着1回という成績ですが、今の京都コース内回り2000m、どのように考えていますか?

武:今はとにかく、芝生が綺麗で、タイムも速いですし、前回とは全く異なったレースというか、全く異なった設定にはなりますので。ただ、余計な事を色々考えるよりは、この馬の力を出せればと思っています。

-:本当に末脚が切れる馬ですから、そういった部分を生かす騎乗ということもあるのでしょうか?

武:むりやり末脚に懸ける必要もないですし、前に行く必要もないですし、あの馬のリズムで走らせてやれば、いいんじゃないかなと思います。

-:松本オーナーの馬で、ご自身にとっても、もう特別な馬になっていますものね。

武:そうですね。本当に、春は桜花賞で結果出せなくて、オークスで最高の結果が出せた春だったので、夏を無事に越してくれたので、夏の間もずっと、秋にもう一度勝ちたいと、僕自身もずっと思っていたので、今回は、もちろん力は入ります。

-:2000年、ティコティコタックで制した時とは全く違う、女王として迎え撃つ、そんなレースですもんね。

武:当時は僕も、G1初めて勝ったくらい若かったんですけど、僕もキャリア重ねたので、メイショウマンボと落ち着いて競馬に行ければと思います。

-::それでは、人馬とも、非常にたくさんの方が応援しております。ファンの方へメッセージお願いします。

武:本当に、ファンの方にオークスのあと、凄くよく喜んで頂けて、そのことが僕も凄く嬉しかったので、今週、秋にもう1つ、何とか頑張りたいと思いますんで、是非応援してください。