【有馬記念】1週前/ラストランのオルフェーヴル「強いオルフェを見せる」

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11日、有馬記念(G1)の1週前追い切りが栗東トレセンで行われた。オルフェーヴル(牡5、栗東・池江寿厩舎)は大阪杯以来、9ヶ月振りのコンビ復活となる主戦の池添謙一騎手を背に坂路での追い切り。4F53.4-39.3-25.7-12.7秒を記録し、併せたダノンウィスラーに先着した。時計はまずまずながら、もたれる面も見せず、雰囲気の良さが見て取れる内容だった。

「行きっぷりが良くって、前半は少し掛かったけど、おしまいはしっかりしていました。ええ、まっすぐ走っていましたよ。力のいる馬場なので、時計はこんなものでしょう。僕が乗ったことで、変わってくると思うし、来週にはもっと良くなるでしょう。強いオルフェをファンも見たいはず。僕自身もそれを期待しています」とは池添謙一騎手。控え目ながら、レースに対する自信を覗かせた。

凱旋門賞2着から、有馬記念に照準を合わせジックリと調整してきたオルフェーヴル。今回が引退レースとなるが、有終の美を飾るべく、ここまでのところ抜かりない調整が出来ていると言ってよさそうだ。