【有馬記念】グローリー「3着時と同じデキ」&ラブリー「力をつけている」

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5頭出しとなるグランプリへ、見通しを語る池江泰寿調教師

22日(日)に行われる有馬記念(G1)に出走予定のトゥザグローリー(牡6、栗東・池江寿厩舎)、ラブリーデイ(牡3、栗東・池江寿厩舎)を管理する池江泰寿調教師の一問一答は以下の通り(12/18、最終追い切り後)。

●トゥザグローリー「3着と同じデキ」

-:ラブリーデイの想定の質問は以上です。最後にトゥザグローリーです。追い切りの指示、内容はいかがでしたでしょうか。

寿:3頭併せで2番手、直線で真ん中という内容でした。動きは、瞬時にキレるタイプじゃないので、周りには見劣ったんですけど。この馬は本当、どんどん状態がよくなっていて、今期一番の状態に来ています。過去3着に来ている時と、同じくらいのデキにはあるので、かなり良くなっています。

-:前走の金鯱賞4着を振り返っていだたきたいです。

寿:開幕週と、逃げ馬有利の展開になったので、致し方ないなと思います。でも、右回りはいいんでね。中山2500は合っているし、状態もいいので。

-:実績もあるし、この時季もこの馬向きだと思います。その手応えというか、抱負をお願いします。

寿:過去3着に2回来ていて、それくれいのデキになっていますし、前走、金鯱賞よりまた良くなっていますので、見ておいてください。

【ルメール騎手のコメント】
「グッドコンディション!! 経験豊富な馬って感じですね。トリッキーなコースなので、とにかくスムーズな競馬をさせたい。オルフェーヴルは強いけど、あとは横一線の印象。チャンスもある?リトル(少し)ね」

トーセンジョーダン、トゥザグローリーの今朝の最終追い切り
トーセンジョーダンには中井裕二騎手(レースは内田博幸騎手)、トーセンジョーダンにはC.ルメールが騎乗しての3頭併せ
トーセンジョーダンはCWで6F:83.8-68.0-53.7-38.9-12.5秒(一杯)

トゥザグローリーはCWで6F:84.7-68.9-54.2-39.4-12.6秒(一杯)

●ラブリーデイ「どんどん力をつけている」

-:ダノンバラードについての想定の質問は以上です。次に、ラブリーデイについて伺ってまいります。まず、追い切りはいかがでしたでしょうか。

寿:こちらも、坂路で併走して内側に潜り込んで、ラスト1Fをちょっと促すという調教でした。

-:前走の金鯱賞2着を振り返っていだたきたいのですが。

寿:小倉記念からの久々でしたね。中間ちょっとアクシデントがあって、セントライト記念と菊花賞は使えずに、休養に当てている時間が多い中で、頑張ってくれました。久々に叩いた上積みもかなりあります。若いので、どんどん力をつけてきているので、これくらいの相手にどこまで頑張ってくれるかなと期待しています。

-:この馬も、中山の2500mというのはいかがでしょうか?

寿:未知なので、わからないですね。2000mくらいがベストなんですけれど、中山の2500mはマイラーの馬でもそこそこくるし、紛れがあるコースですので、その辺を期待して出走させます。


ラブリーデイの今朝の最終追い切り
坂路で4F:53.7-39.5-25.8-12.8秒(強め)