22日(日)に行われる有馬記念(G1)に出走予定のトーセンジョーダン(牡7、栗東･池江寿厩舎)、ダノンバラード(牡5、栗東･池江寿厩舎)を管理する池江泰寿調教師の一問一答は以下の通り(※12/18、最終追い切り後)。

－：池江泰寿調教師にオルフェーヴル以外の4頭について伺ってまいります。まずはトーセンジョーダンについて、今日の追い切りの内容はいかがでしたでしょうか？

●トーセンジョーダン｢前走から上積みは大きい｣

池江泰寿調教師：3頭併せで、最後方から追走して内に潜り込む、というような内容でした。動きは良かったですよ。良い時に戻っていました。

－：前走のジャパンカップ3着を振り返っていだたけますか？

寿：もともと能力は高いので、過去にはジャパンカップ2着にも来ていますから、状態さえ良ければ、あのくらい走ってくれるのだなと思います。

－：前走から更に上積みがあると見てもよろしいでしょうか？

寿：そうですね。上積みは大きいです。

－：10年、11年と有馬記念5着という中で、今年への期待はいかがでしょうか？

寿：一昨年はもうゆるやかに状態は下降気味だったのでね。今年は本当に右肩上がりなので、楽しみですね。

※トーセンジョーダン、トゥザグローリーの今朝の最終追い切り
トーセンジョーダンには中井裕二騎手(レースは内田博幸騎手)、トーセンジョーダンにはC.ルメールが騎乗しての3頭併せ
トーセンジョーダンはCWで6F:83.8－68.0－53.7－38.9－12.5秒(一杯)
トゥザグローリーはCWで6F:84.7－68.9－54.2－39.4－12.6秒(一杯)


●ダノンバラード｢右回りはプラス｣

－：ありがとうございました。次にダノンバラードについて伺います。追い切りの内容等、動きはいかがだったでしょうか。

寿：坂路を併せ馬で、追走して内側に潜り込んで、ラスト1F強めにやる、という内容でした。動きは良かったです。ラスト1Fはかなりキレましたね。

－：前走の天皇賞を振り返っていだたきたいと思います。

寿：若い時は大丈夫だったんですけど、ちょっと口向きが悪くなってきて、左回りはジョッキーも乗りにくいみたいです。それで結果が出ないので、しょうがないなと思っているんですけど。

－：右回りに変わるということは、好材料と見て良いですか？

寿：そうですね。それはプラスになると思います。

－：有馬記念は初めての出走となりますが、中山2500mの適性はいかがでしょうか？

寿：悪くはないと思います。展開的に競馬をしやすいと思います。

【川田将雅騎手のコメント】
｢レース間隔があいているので、けさは強めに乗りました。ええ、先週よりもいい動きでしたね。こういった(雨で力のいる)馬場が改めて得意だなと思いました。中山は重賞を勝っているコースで、この馬に一番合っているでしょう｣


※ダノンバラードの今朝の最終追い切り
川田将雅騎手が騎乗
坂路で4F:53.1－39.0－25.4－12.4秒(強め)