フェアリーS勝ちのダンスファンタジアが引退 繁殖入り

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2011年のフェアリーSを制したダンスファンタジア(牝6、美浦・藤沢和厩舎)が、3月15日(土)付けで競走馬登録を抹消したことが発表された。

ダンスファンタジアはG1・2勝の名牝ダンスインザムードを母に持つ良血馬。その血統背景からも、デビュー戦、2戦目の赤松賞と圧倒的な一番人気に支持され、共にこれに応える快勝。
勢いそのままに3戦目の阪神JFでも2番人気に支持されたものの、ここでは9着に敗れデビュー以来の連勝はストップする。しかし返す刀で挑んだ年明けのフェアリーSで、後続を突き放す強いパフォーマンスを再び見せつけ、重賞初制覇をあげた。
その後は勝ち星を挙げることは出来ず、2月22日の初音ステークス4着がラストランとなった。今後は生まれ故郷の社台ファームで繁殖牝馬となる予定。

馬主は(有)社台レースホース、生産者は千歳の社台ファーム。馬名の意味由来は「ダンス幻想曲」。JRA通算獲得賞金は9289.9万円(付加賞含む)。

ダンスファンタジア
(牝6、美浦・藤沢和厩舎)
父:ファルブラヴ
母:ダンスインザムード
母父:サンデーサイレンス
通算成績:29戦3勝
重賞勝利:
11年フェアリーS(G3)