【兵庫CS】エキマエ3連勝で重賞初制覇!

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14年5月6日(祝・火)、園田競馬場で行われた交流重賞・第15回 兵庫チャンピオンS(Jpn2)(3歳 定量(重賞競走)指定 1着賞金:2800万円 ダート1870m)は、戸崎圭太騎手騎乗の2番人気・エキマエ(牡3、美浦・中川厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:00.2(稍重)。

2着はクビ差で3番人気・ランウェイワルツ(牡3、栗東・音無厩舎)、3着には1番人気・エスメラルディーナ(牝3、美浦・斎藤誠厩舎)が続いた。

エスメラルディーナがハナを奪い、エキマエがマーク。マキャヴィティ、クロスオーバーと続き、ランウェイワルツは5番手へ。ニホンカイセーラも出遅れを挽回して中団につけた。2周目の3コーナー手前でフジインザスカイが一気に進出。エスメラルディーナ、エキマエ、マキャヴィティ、フジインザスカイの中央勢が抜け出す。そこへ、ランウェイワルツがマクりにかかる。直線で先頭に立ったエキマエを一旦交わすも、エキマエも譲らず一騎打ちに。ゴール前、エキマエが差し返してクビ差の勝利。3着には粘ったエスメラルディーナが続いた。

勝ったエキマエは、前走のヒヤシンスSでは道中2番手から直線の叩き合いを制してねじ伏せる強い競馬。距離経験も豊富で、安定した先行力と精神面の強さで連勝劇を演じていた。これで3連勝を飾り、今後の3歳ダート戦線での活躍が期待される。

馬主は古川 智洋氏、生産者は新冠のアラキファーム。馬名の意味由来は「駅前」。
なお、管理する中川公成調教師は初めての重賞勝利を飾った。

【戸崎圭太騎手のコメント】
「砂をかぶらない位置で競馬をしようと思っていました。スタートが速ければ行ってしまおうとも思ったのですが、エスメラルディーナの方が速かったので、2番手からの競馬になりました。折り合い面に関しては、馬が上手に走ってくれました。

初めて乗せていただいたのですが、返し馬からいい雰囲気で、息も入っていましたし、いい馬でした。力強さを感じましたね。スタートもあれだけいい位置で競馬が出来ましたので、なかなか奥が深い馬だなと思いました。競馬が上手なので、距離が延びても問題ないという気はしています。

一度かわされたのですが、渋太くまた伸び返してくれて、さすがの馬だなと思いました。競馬は最後まで諦めてはいけないと思います。渋太さはVTRを見て感じていたのですが、想像以上にあって、これから楽しみな馬だなと思いました。これから先もいいパフォーマンスを見せてみなさんを楽しませてくれる1頭だと思いますので、応援してあげてください」

エキマエ
(牡3、美浦・中川厩舎)
父:メイショウボーラー
母:ローレルシャイン
母父:コマンダーインチーフ
通算成績:9戦4勝
(うち地方通算成績:1戦1勝)
重賞勝利:
14年兵庫チャンピオンS(Jpn2)




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