【新潟2歳S】レコード決着の激戦をミュゼスルタンが制す

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8月31日(日)、2回新潟10日目11Rで第34回新潟２歳ステークス(ＧⅢ)(芝1600m)が行なわれ、柴田善臣騎手騎乗の3番人気・ミュゼスルタン(牡2、美浦・大江原厩舎)が優勝。勝ちタイムの1:33.4(良)は2年前の本レースを、0.1秒上回る2歳コースレコードとなった。

2着にはハナ差で1番人気・アヴニールマルシェ(牡2、美浦・藤沢和厩舎)、3着には1馬身1/4差で6番人気・ニシノラッシュ(牡2、美浦・田村厩舎)が続いて入線した。

カシノハリウッドがハナを主張し、ニシノラッシュ、ワキノヒビキ、グラスエトワールなどが追走。道中では順位がめまぐるしく変わる激しい流れとなり、馬群が固まって直線を向くと、各馬が横に広がっての追い比べに。先行勢が失速していく中、馬群の間を突いてミュゼスルタンが抜け出す。アヴニールマルシェの外からの強襲を凌ぎ切り、そのまま押し切りV。レコードタイムでの決着となった。

勝ったミュゼスルタンの母アスクデピュティは新潟巧者として活躍。快勝した新馬戦と同じ新潟1600mの舞台で、見事に重賞初制覇となった。
馬主は高橋仁氏、生産者は千歳の社台ファーム。馬名の意味由来は「冠名＋皇帝(アラビア語)」。

騎乗していた柴田善臣騎手は本年の重賞は3勝目で、新潟2歳Sは3年ぶり2勝目。管理する大江原哲調教師は5年4ヶ月ぶりの重賞制覇。高橋仁オーナーは重賞初制覇となった。

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ミュゼスルタン
(牡2、美浦・大江原厩舎)
父：キングカメハメハ
母：アスクデピュティ
母父：フレンチデピュティ
通算成績：2戦2勝

ミュゼスルタン

ミュゼスルタン

ミュゼスルタン


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