【小倉2歳S】セカンドテーブル 相手強化も「使った効果見込める」

3日、小倉2歳S(G3)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。セカンドテーブル(牡2、栗東・崎山厩舎)は義英真騎手を背にCWコースで併せ馬。同厩舎の古馬を相手に6F84.1-68.2-53.9-39.7-12.6秒を馬なりでマーク。最後はアタマ差遅れたものの、元気いっぱいの動きを披露。デビュー直前には7Fからビッシリと追われていたが、今回はローテーションを考慮された形だ。

そのデビュー戦では内枠の馬を行かせて2番手からの競馬。4コーナーで逃げ馬に並びかけると、直線だけで5馬身もの差をつけて危なげなく完勝。「初戦は攻め馬から期待していた通りのスピードを見せてくれた」と崎山博樹調教師も内容に及第点を与えた。

その後は栗東に戻っての調整。今回は一気の相手強化となるが、「まあ、併せ馬でやって気持ちだけは入るようにやったよ。他の馬もそうだろうけど、うちのも一度使った効果は見込めるからね」と上積みを強調。愛弟子・義騎手とのタッグで、厩舎にとって約6年ぶりの重賞タイトルを獲りにいく。