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【ヴェルメイユ賞】トレヴは4着!バルチックバロネスが優勝
2014/9/14(日)
9月14日(日)、フランスのロンシャン競馬場で行なわれたヴェルメイユ賞(G1)(3歳上牝 芝2400m)はM.ギュイヨン騎手騎乗のバルチックバロネス(牝4、仏・A.ファーブル厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:28.22。2着にポモロジー(牝4、英・J.ゴスデン厩舎)、3着にドルニヤ(牝3、仏・A.ロワイエデュプレ厩舎)が続いている。昨年の凱旋門賞馬トレヴ(牝4、仏・C.ヘッド厩舎)は4着に敗れた。
注目のトレヴはスタートで後手を踏むと、そのまま最後方のポジション。外めから先手を奪ったポモロジーがゆったりとしたペースでレースを引っ張り、サルタニーナ、バルチックバロネスが続く展開。道中はほとんど順番が変わらない淡々とした流れで進み、トレヴも後方でジッとしたまま。
直線に入ってようやくトレヴにもエンジンがかかるが、スパートをかけた先行馬との差はなかなか詰まらず、ロスなく内の好位を回っていたバルチックバロネスが粘るポモロジーを短頭差交わして優勝。そこから1馬身1/4差の3着には後方2番手にいた3歳牝馬ドルニヤがトレヴとの激しい叩き合いを制して入った。
勝ったバルチックバロネスは昨年のクレオパトル賞(G3)の勝ち馬で、リステッドを2連勝してこのレースに挑み見事3連勝。祖母のボルジアはG1を3勝、99年のフォワ賞でエルコンドルパサーの2着に入った名牝で、同年のジャパンカップにも出走(8着)。日本にも縁のある血統がG1ウイナーの仲間入りを果たした。
昨年のこのレースを制し、凱旋門賞でも圧倒的なパフォーマンスを見せたトレヴだが、今年に入って3連敗。これを受けて大手ブックメーカーのウィリアムヒルはオッズを修正し、それまで1番人気だったトレヴはジャスタウェイと並んで8.0倍の3番人気タイに。1番人気には7.0倍でアヴニールセルタンとタグルーダが浮上した。
バルチックバロネス
Baltic Baroness
(牝4、仏・A.ファーブル厩舎)
父:Shamardal
母:Born Wild
母父:Sadler's Wells
通算成績:12戦5勝

内が勝ち馬バルチックバロネス



※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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