【神戸新聞杯】ワンアンドオンリー これがダービー馬の底力!

9月28日(日)、4回阪神6日目11Rで第62回神戸新聞杯(GⅡ)(芝2400m)が行なわれ、横山典弘騎手騎乗の1番人気・ワンアンドオンリー(牡3、栗東・橋口厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:24.4(良)。

2着にはアタマ差で8番人気・サウンズオブアース(牡3、栗東・藤岡健厩舎)、3着にはアタマ差で9番人気・トーホウジャッカル(牡3、栗東・谷厩舎)が続いて入線した。

注目のダービー馬の秋初戦。レースはトップボンバーがハナを切り、ウインフルブルームがピッタリ2番手。ダンディーズムーン、シャンパーニュが続いてやや縦長の展開。2連勝で勢いに乗るサトノアラジンは中団を追走、そして単勝1.6倍の圧倒的1番人気に支持されたワンアンドオンリーは後方4番手でジックリと前を見るポジション。残り1000mあたりからピッチが上がり始めるとダービー馬も進撃を開始し、先に前へ出たサトノアラジンを交わして直線半ばで早くも先頭へ。今度は外からサウンズオブアース、トーホウジャッカルが襲いかかるが、これを底力で受け止めて先頭でゴールした。

直線での勢いは追うサウンズオブアースに分があるように見えたが、馬体が合うとそこからもう一段ギアを上げて押し切るあたりはさすがダービー馬。着差は頭差だったが、それ以上に強い内容で菊花賞に向け好スタートを切った。

馬主は前田幸治氏、生産者は新冠町の株式会社ノースヒルズ。馬名の意味由来は「唯一無二の」。

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ワンアンドオンリー
(牡3、栗東・橋口厩舎)
父:ハーツクライ
母:ヴァーチュ
母父:タイキシャトル
通算成績:10戦4勝
重賞勝利:
14年東京優駿(G1)
14年神戸新聞杯(G2)
13年ラジオNIKKEI杯2歳S(G3)

ワンアンドオンリー

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