【毎日王冠】順調グランデッツァ「1800mは合っている」

8日、毎日王冠(G2)の追い切りが栗東トレセンで行われた。グランデッツァ(牡5、栗東・平田厩舎)は秋山真一郎騎手が騎乗して坂路にて単走での追い切り。先週坂路で4F50.9秒の好時計をマークしており、今週は馬なりでの調整。余力たっぷりのまま4F54.6-39.4-25.4-12.5秒の時計でまとめてみせた。

「いい動きだったし、状態は変わらずにきていますね」と秋山騎手も満足の好仕上がりだ。

都大路Sでは2着以下を5馬身突き放す鮮烈な走りを披露し、芝1800mの日本レコードを記録。その後2走は2桁着順が続いているが、「3走前のレコード勝ちに2走前は不良馬場。前走は目に見えない疲れが残っていたんだと思います」と鞍上が語るように敗因は明確。「能力は高い馬だし、ワンターン(コーナー2つ)の1800mは合っていますから」と今回は自信の構えだ。

これまで1800mは(4-1-0-0)の好成績で、休み明けも実績十分。かつてはゴールドシップやディープブリランテ相手に重賞で勝利した素質馬。開幕週の馬場で巻き返しを狙う。