英愛ダービー馬のオーストラリアが引退 種牡馬入りへ

今年の英愛ダービー馬のオーストラリア(牡3、愛・A.オブライエン厩舎)が現役を引退。種牡馬入りすることになった。

オーストラリアは2歳の6月にデビュー。2歳時は3戦を消化し、今年の英2000ギニーで戦列復帰すると、すかさず3着に好走。続く英ダービーではキングストンヒルらを退け、ダービー制覇を成し遂げた。その後も愛ダービーをも制し、古馬も名を連ねた英インターナショナルSではG1・3連勝を飾った。前走の愛チャンピオンSでは先のザグレイギャッツビーに先着を許したが、英チャンピオンSでの復帰を目指す中で、右後肢の蹄に故障を発生。やむなく引退の運びとなった。

今後はアイルランドのクールモアスタッドで種牡馬入りする予定だが、父も英愛ダービー馬のガリレオ、母はG1・7勝、ジャパンカップにも参戦したことで知られるウィジャボードという超良血で、種牡馬としても大きな注目を浴びそうだ。

オーストラリア
Australia

(牡3、愛・A.オブライエン厩舎)
父:Galileo
母:Ouija Board
母父:Cape Cross
通算成績:8戦5勝
主な重賞勝利:
14年英ダービー(G1)
14年愛ダービー(G1)
14年英インターナショナルS(G1)