【菊花賞】ゴールドアクター 侮れぬ夏の札幌の上がり馬

22日、日曜京都11レース・菊花賞(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、支笏湖特別1着のゴールドアクター(牡3、美浦・中川厩舎)は、吉田隼人騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F84.5-68.7-54.3-40.3-13.2秒をマークした。

【篠島助手のコメント】
「前走は札幌の小回りコースでしたし、前々でスムーズな競馬がいいと思って積極的な競馬をしてもらいました。スローペースのなか2番手で折り合いがつきましたし、終いもキッチリ差して評価できる内容だったと思います。元々能力のある馬ですが、春先と比べてトモもしっかりしてきましたし、背中に力が付いて一歩一歩着実に成功しています。

前走後は短期放牧に出て、帰厩後も順調にきています。先週の1週前追い切りは、ジョッキーに乗ってもらって長目から強目にやりました。そこでしっかりやった分、今日は長目から相手に併せて息を整える程度の内容でした。抜群の手応えでしたし、歩様に硬さもなく良い状態です。3000メートルは未知数ですが、素直で乗り手の指示に従う馬なので大丈夫ではないかと思っています。輸送も心配していません。強いメンバーが揃っていますし、積極的に運んで悔いの残らない競馬をしてほしいと思っています」

ゴールドアクター