【チャンピオンズC】3連勝中インカンテーション「態勢は整った」

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3日、チャンピオンズC(G1)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。目下3連勝中のインカンテーション(牡4、栗東・羽月厩舎)は古馬1000万のサクラエールとともに坂路へ入り、2馬身ほど追いかける形でスタート。ラストはやや時計を要したものの、パワフルな脚捌きで馬体を併せたところがゴール。4F54.1-39.1-26.3-13.9秒をマークした。

時計は少し地味なものとなってしまったが、羽月友彦調教師は気にすることなく「一杯にやる必要はないと思っていましたので、坂路コースで1000万条件馬を先行させて、“外から軽く交わしてくれ”という指示を出しました。ただ、思いのほか先行馬が頑張りまして、併入になってしまいました。時計的にももう少し速くても良いかなとは思いますが、十分に負荷は掛けられたと思います」とキッパリ。その仕上げに抜かりはない。

G1初挑戦となった昨年のジャパンCダートは古馬の厚い壁にぶち当たって14着。今年初戦となったエルムSこそ3着も、その後のBSN賞、ラジオ日本賞、そして前走のみやこSでは昨年のレパードS以来となる重賞2勝目で堂々の3連勝。敗戦を糧に数段パワーアップして、今年は主役候補の1頭として2度目のG1挑戦となる。

さらに先行策で結果を出してきた馬が、前走は後方一気の脚で鮮やかに差し切り勝ち。左回りが滅法得意で自在性を身につけたとなれば、その期待はいやが上にも高まるばかりだ。充実一途の4歳馬はコパノリッキーだけではない。



12月7日(日)に行われるチャンピオンズC(G1)の共同記者会見が、栗東トレセンにて行われた。
インカンテーションを管理する羽月友彦調教師の一問一答は以下の通り。

●勢い十分「是非もう一個いきたいですね」

-:インカンテーションについてお伺いします。今日の追い切りの指示と手応えはいかがだったでしょうか?

羽月友彦調教師:一杯にやる必要はないと思っていましたので、坂路コースで1000万条件馬を先行させて、“外から軽く交わしてくれ”という指示を出しました。ただ、思いのほか先行馬が頑張りまして、併入になってしまいました。時計的にももう少し速くても良いかなとは思いますが、十分に負荷は掛けられたと思います。

-:大一番を迎えるにあたって、という点ではどうでしょうか?

羽:態勢は整ったと思っています。

-:前走は中団で追走してから良い脚を使っての勝利と、大きな手応えを掴んだ1勝のように思えました。

羽:いつもの勝ちパターンとは違っていたので心配はしていたのですが、こちらの心配は全く関係なく強い勝ち方をしてくれました。収穫の多い1勝だったと思います。

-:3連勝でG1に行けるということで、勢いについてはどうでしょうか?

羽:このままの勢いで、是非もう一個いきたいですね。

-:連勝中にインカンテーションの印象が変わったり、良いところが出てきたというのは、先生からご覧になった上で何かあったのでしょうか?

羽:連勝中にということになりますと、レースぶりに幅が出てきたのが一番だと思います。

-:今回はメンバーも揃いますが、その辺りのアドバンテージについてはどのように思いますか?

羽:アドバンテージで言えば、左回りが得意というところだと思います。相手は本当に強いですが、何とか頑張ってほしいと思っています。

-:実績のある中京ですが、その中京コースでポイントになりそうな点はどの辺だとお考えですか?

羽:やっぱり脚の使いどころでしょうか。

-:特に直線が特徴的ですね。

羽:直線もそうですし、直線を向くまでにどれだけラクを出来るか、そこが大事だと思っています。

-:自在性のあるインカンテーションですが、理想の展開はどのようなものでしょうか?

羽:理想は速い馬2、3頭が前でやり合ってくれて、それを見ながらというのが理想だとは思っています。

-:強い馬は揃っていますが、勢いがあり、大きなタイトルを獲るチャンスが巡ってきていますね。

羽:相手は強いですが、インカンテーションとしても一番力の出せる舞台だと思っていますので、楽しみにしています。

-:ファンも相当に楽しみにしていると思います。改めて意気込みをお願いします。

羽:コース替わりのチャンピオンズCで勝者として名を残したいと思っていますので、応援よろしくお願いします。