直線一気!ジャポニカーラが豪快に差し切りV…中山新馬

12月20日(土)、4回中山5日目6Rで2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、横山典弘騎手騎乗の9番人気・ジャポニカーラ(牝2、美浦・勢司厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:36.6(良)。

2着には半馬身差で3番人気・サンヨーク(牝2、美浦・萱野厩舎)、3着には半馬身差で1番人気・ビーウィッチド(牝2、美浦・二ノ宮厩舎)が続いて入線した。

ややバラついたスタートから先手を奪ったのはグラスブリーズ。サンヨーク、エナチャン、マサノソングウェル、ビーウィッチド、キースカーフが先行集団を形成し、中団以降はやや離されながらの追走。
先団が固まったまま直線に入り、サンヨークがグイッと抜け出すが、後方でジックリと脚を溜めていたジャポニカーラの末脚が一気に爆発。逃げ込もうとするサンヨークをゴール前で鮮やかに差し切った。

勝ったジャポニカーラは祖母に重賞を4勝したフサイチエアデール、近親にフサイチリシャール、ライラプスといった活躍馬がいる血統。
馬主は有限会社シルクレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「父名より+母名の一部」。

1着 ジャポニカーラ(勢司調教師)
「ハミ受けに課題がありますし、これまで速い調教時計を出してきませんでした。今日はテンションだけで走った感じですね。まだまだ体も出来ていませんし、これからの馬です」

2着 サンヨーク(松岡騎手)
「しっかり脚を使っていますし、内容は良かったです。どんな競馬でも出来ますが、終いが切れそうな感じがするので、次は後ろから競馬をしてみても良いかもしれません」

3着 ビーウィッチド(蛯名騎手)
「良い枠を引いたので、流れに乗りたいと思って位置を取りにいく競馬をしました。真面目すぎて不安定なところがありますが、能力はありますし、慣れてくれば更に良くなると思います」

4着 パールヴァティー(後藤騎手)
「最後の坂で止まってしまいましたが、追ってからも反応してくれましたし、初戦としては良い内容でした。力を付けてくれば良いですね」

5着 ジュンヌフィーユ(丹内騎手)
「思っていた以上に良い競馬が出来ました。ステイゴールド産駒で気性が勝っているところがありますが、上手くガマンしてくれました。これから気性面が成長してくれば更に楽しみです」

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

ジャポニカーラ
(牝2、美浦・勢司厩舎)
父:ジャングルポケット
母:グリッターカーラ
母父:フレンチデピュティ

ジャポニカーラ

ジャポニカーラ

ジャポニカーラ


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