【阪神牝馬S】阪神JFは参考外!モリアーナが再度阪神マイルに挑む!

約1年ぶりのマイルで前進を狙うモリアーナ

約1年ぶりのマイルで前進を狙うモリアーナ


阪神牝馬S
モリアーナ
武藤善則調教師

——前走のアメリカジョッキークラブカップは4着でした。レース内容を振り返ってください。

武藤調教師(以下、武):初の2200、初の古馬相手のなかで紅一点、経験したことのないような不良馬場という厳しい条件だったことを考えれば、よく頑張っていると思います。最後の坂を上がってからもう1回伸びる根性を見せてくれましたし、よく0.2.秒差まで詰めたと思います。

——この中間の過ごし方を教えてください。

武:前走後はずっと在厩調整で進めています。前走後は道悪のなか頑張った分か、2週くらい疲労が取れませんでした。これまで肉体的な疲労を見せたことのない馬なので、これは初めてのことでしたね。疲れを取ってから中山牝馬ステークスを視野に入れながら調整していましたが、G3のハンデ戦で結構背負わされるだろうし、そこを使って大阪杯となるとローテーションもキツいということで、オーナーサイドも含めて満場一致で大阪杯へ直行することにしました。

長期間在厩させて大阪杯を目指してきただけに除外となったのは本当に残念ですが、この先の目標として考えているヴィクトリアマイルに向けたステップとして、久々にマイルを使えるのは良いなと気持ちを切り替えています。

——3/27(水)に行われた1週前追い切りの狙いと動きの評価をお願いします。

武:大阪杯の1週前にあたる3/21(木)の追い切りがすごく良い動きでしたし、3/27(水)の追い切りは全体時計が速くなり過ぎないようにやりました。いつもデキが良いタイプですし、今回も同じように好調です。

——前走後の在厩期間のなかで変化を感じるところはありますか。

武:AJCC前は放牧から戻ってきたときから気が入り過ぎている感じで、最終追い切りも暴走気味になって終い時計がかかってしまう不本意な形になってしまいましたが、今回は精神面での落ち着きが見られます。

頑張るときとリラックスするときの気持ちのメリハリがきいていますし、1週前追い切りの終い11秒台もラクに動けていました。肉体面もジックリ調整出来た効果なのか1回500キロまで増えて、それでいて太め感のない見た目になっています。とても牝馬とは思えないような、パワフルな体つきですよ。

——阪神マイルは2歳時の阪神ジュベナイルフィリーズ以来となります。改めて舞台設定への見通しは。

武:あのレースで12着だったので、阪神マイルは合わないのではないかという評価をされてしまうこともありますが、あのときはレース前からテンションが上がって折り合いを欠いてしまいましたからね。体型的にもマイルは合うと思いますし、乗り方ひとつでしょう。

——レースへ向けて意気込みをお願いします。

武:目標にしていた大阪杯を除外になってしまいましたが、今はこの先のヴィクトリアマイルへ向けて気持ちを切り替えています。阪神牝馬ステークスを勝って優先出走権を手に入れて本番に向かいたいです。