直線突き抜けリーガルプレゼンスが9馬身差の快勝…中山新馬

1月17日(土)、1回中山6日目4Rで3歳新馬(ダ1800m)が行なわれ、F.ベリー騎手騎乗の5番人気・リーガルプレゼンス(牡3、美浦・木村厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:56.6(重)。

2着には9馬身差で1番人気・キャプテンバローズ(牡3、美浦・尾形和厩舎)、3着には1馬身3/4差で2番人気・エンカウンター(牡3、美浦・田中剛厩舎)が続いて入線した。

キャプテンバローズがハナに立ち、バゴガエシが半馬身差で追走。さらにダイワボナンザ、アルファマリニン、ノウサツなどが続く。道中では前に2頭がレースを引っ張り、馬群は縦長の展開に。3コーナーあたりからアストログラフが順位を上げて先頭集団に取り付く。逆にノウサツは後退。馬群が徐々に固まって直線を向くと、中団後方で脚をタメていたリーガルプレゼンスが大外から一気に他馬を交わし去り、そのまま後続を突き放して快勝した。

勝ったリーガルプレゼンスは近親に日本ダービーを制したフサイチコンコルドがいる血統。クラブでの募集総額は3600万円。
馬主は有限会社キャロットファーム、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「王者の風格。両親の名を受け継ぎ王者のような活躍を期待して」。

1着 リーガルプレゼンス(ベリー騎手)
「まだ子供っぽいところがあって、前半はハミを取りませんでした。向正面で馬の後ろにつけてからは、馬が何をするか分かった感じで落ち着きました。それから先は良くなる一方でしたよ。ベリーイージーでした。長い距離でも大丈夫だと思います」

2着 キャプテンバローズ(田辺騎手)
「ゲート試験を何度かしていたのでゲートを出るか心配はありましたが、上手く出てくれました。相手は強かったですけど、スローではなくそれなりのペースで運べていますし、この馬は期待通りの走りをしてくれました。今後はハナに行かなかったときに、どんな競馬が出来るかですね」

3着 エンカウンター(ブノワ騎手)
「まだ馬が子供で道中は追い通しでしたが、それでも最後までバテずに差を詰めてきていますし能力はありますよ。舌を縛るなどしてコントロールしやすくすれば、更に良いと思います」

4着 アストログラフ(後藤騎手)
「スタートしてから追い通しでしたし、まだ馬が何をすればいいか分かっていない感じでした。それでも最後は4着にきていますし、まだ緩さもあるので変わってくると思います」

5着 バゴガエシ(黛騎手)
「前半からずっと右手前で走っていて、手前を替えようとしないのでそのままリズム良く運ぶことを心掛けました。前目で流れに乗れていましたし、初戦としてはよく頑張っていると思います。使って変わってくると思います」

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リーガルプレゼンス
(牡3、美浦・木村厩舎)
父:キングカメハメハ
母:エレガントマナー
母父:シンボリクリスエス

リーガルプレゼンス

リーガルプレゼンス

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