【京成杯】大混戦!ブラックバゴが4.3倍で1番人気

1月18日(日)、1回中山7日目に行われる第55回 京成杯(G3)(3歳 国際 特指 別定 芝2000m)の前日最終オッズが発表された。

ホープフルS3着のブラックバゴが4.3倍で1番人気に支持された。新馬戦から鋭い末脚を繰り出し、2戦目の未勝利戦を鮮やかに差し切り勝ち上がると、続く重賞では直線で前が詰まる不利がありながらも、内から強引に脚を伸ばす勝負根性を見せて3着と好走。前走と同じ舞台で初の重賞タイトルを狙う。

未勝利戦で見せた10馬身差の圧勝劇が記憶に新しいクラージュシチーが6.3倍で2番人気。東スポ2歳Sでは直線での伸びを欠き5着も、勝ち馬から0秒2差は素質の高さがあってこそ。2度目の重賞挑戦で前進は必至だ。

安定感抜群のソールインパクトが6.4倍で3番人気。素質馬の集まった東スポ杯2歳Sでは3着と今回のメンバー中で最先着。前走のホープフルSでは位置取りの差で4着も、初の中山コースに対応し、距離延長も克服した。今回も崩れず上位争いが期待される。

デビューから3戦連続で2000mを使われて2勝、2着1回のベルーフが同じく6.4倍で3番人気。大外枠が響いて人気をやや落とした印象だが、すでにクラシック路線を意識してのローテーションが組まれている期待の大器。唯一の黒星がレコード決着の2着であったことを考えれば、ここも通過点と行きたいところ。

ここまで2戦2勝のタケルラムセスは7.9倍で5番人気。今回と同じ舞台で行われた寒竹賞では、6番人気の低評価を覆して2分1秒6の好時計で連勝。直線では馬群の間を突く器用さを見せ、高いレースセンスを持っている。相手強化のここでも3連勝を目指す。

初芝となった前走で渋太い走りを見せたクルーガーが9.5倍で6番人気。勝ち馬のベルーフに0秒1差まで食い下がっての2着は上々の内容で、芝2戦目となる今回は前進が期待される。

上位人気6頭が単勝オッズ10倍を切る混戦模様となっており、中山は相性の良いバルビエールが17.0倍、前走は直線で不利のあったブライトバローズが18.4倍で続いている。

発走予定時刻は15時35分。単勝オッズは以下の通り。

7 ブラックバゴ 4.3
1 クラージュシチー 6.3
13 ソールインパクト 6.4
17 ベルーフ 6.4
8 タケルラムセス 7.9
5 クルーガー 9.5
12 バルビエール 17.0
2 ブライトバローズ 18.4
15 コスモナインボール 24.0
4 ダノンリバティ 33.6

3 オトコギイッポン 33.7
14 ナスノセイカン 34.8
11 ディアコンチェルト 52.3
9 マイネルシュバリエ 56.5
16 ザイディックメア 57.8
10 フォワードカフェ 66.5
6 イーデンホール 83.8

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