直線もうひと伸び!ファンシーリシェスが逃げ切りV…中山新馬

1月24日(土)、1回中山8日目4Rで3歳新馬(ダ1800m)が行なわれ、田辺裕信騎手騎乗の2番人気・ファンシーリシェス(牝3、美浦・大和田厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:58.0(重)。

2着には2馬身半差で7番人気・ダイヤモンドバブル(牝3、美浦・奥平雅厩舎)、3着には3馬身半差で4番人気・トゥルーロマンス(牝3、栗東・角田厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたタマモラララ(牝3、栗東・藤岡健厩舎)は4着に敗れた。

サンタエスメラルダがハナに立ち、ファンシーリシェスが半馬身差で追走。さらにティアラトウショウ、ラグロワール、トゥルーロマンスなどが続く。道中では緩やかな流れとなり、馬群が固まったままレースは進む。3、4コーナー中間でファンシーリシェスが先頭に立ち、そのまま直線を向く。好位からダイヤモンドバブル、トゥルーロマンスが先頭に迫るが、直線でもうひと伸びを見せたファンシーリシェスが後続を突き放して快勝した。

勝ったファンシーリシェスは母に北九州記念3着のワイキューブを持ち、近親には朝日杯FSを制したセイウンワンダーがいる血統。
馬主は原礼子氏、生産者は新ひだか町の岡田スタツド。馬名の意味由来は「空想+富裕(仏)」。

1着 ファンシーリシェス(田辺騎手)
「最後の手応えはそれほどラクではありませんでしたし、先生からは短いところの方が良さそうと聞いていましたからね。よく凌いでくれたと思います。センスの良い馬ですよ。使っていくうちに短いところの方が良くなってきそうな感じはします」

2着 ダイヤモンドバブル(戸崎圭騎手)
「スタートは出ましたが、前半はついていけませんでした。向正面でペースが遅くなったときに動いていけましたし、終いもよく頑張っています。内容は良かったですよ」

3着 トゥルーロマンス(柴山騎手)
「3コーナー辺りでペースが速くなったときも対応できました。直線では脚が上がってしまいましたが、素直で競馬が上手な馬なので先が楽しみです」

4着 タマモラララ(三浦騎手)
「まだ緩さがありますけど、スンナリと自分の競馬が出来るようになれば違うと思います。大人しい馬ですし、これから良くなってきそうですよ」

5着 マーレー(江田照騎手)
「素直で乗りやすいですし、砂を被っても大丈夫でした。まだ緩さがありますけど、使って次は更に良いと思います」

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ファンシーリシェス
(牝3、美浦・大和田厩舎)
父:キングカメハメハ
母:ワイキューブ
母父:アグネスタキオン

ファンシーリシェス

ファンシーリシェス

ファンシーリシェス


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