【川崎記念】ホッコータルマエが横綱相撲で連覇達成!

1月28日(水)、川崎競馬場で行われた交流重賞・第64回 川崎記念(Jpn1)(4歳上 定量 指定 1着賞金:6000万円 ダート2100m)は、幸英明騎手騎乗の1番人気・ホッコータルマエ(牡6、栗東・西浦厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:16.9(重)。

2着には3/4差で3番人気・カゼノコ(牡4、栗東・野中厩舎)、3着には1馬身半差で6番人気・サミットストーン(牡7、船橋・矢野義厩舎)が続いた。

注目の先手争いは二の脚を利かせたサミットストーンをランフォルセが交わしてハナへ。ムスカテール、ハッピースプリント、トーセンアレス、断然人気のホッコータルマエも好位を追走して、人気どころが先団を形成する。少し差が開いてイッシンドウタイ、カゼノコが中団に付け、その後ろはバラバラとなる縦長の展開。
2週目3コーナーでペースが上がるとランフォルセが失速。替わってサミットストーンが先頭に立ち、ホッコータルマエ、カゼノコもそれを目掛けて上がっていく。直線に入るとホッコータルマエが力強い脚でサミットストーンをねじ伏せるような形で先頭へ、外からカゼノコも迫ってくるが、その差はなかなか詰まらず、ホッコータルマエが暮れのチャンピオンズCから3連勝を飾った。

勝ったホッコータルマエは昨年に続いて2連覇を達成。昨年はこのレースから好スタートを切ったものの、ドバイ遠征で調子を落とし、秋まで休養。帰国初戦のJBCクラシックも4着と敗れたが、そこからグングン調子を上げてチャンピオンズC、東京大賞典、そして、この川崎記念とG1・Jpn1を3連勝。8つ目のビッグタイトル獲得となった。
馬主は矢部道晃氏、生産者は浦河町の市川フアーム。馬名の意味由来は「冠名+樽前山より」。

ホッコータルマエ
(牡6、栗東・西浦厩舎)
父:キングカメハメハ
母:マダムチェロキー
母父:Cherokee Run
通算成績:29戦15勝
G1勝利:
14~15年川崎記念(Jpn1)
13~14年東京大賞典(G1)
14年チャンピオンズC(G1)
13年JBCクラシック(Jpn1)
13年帝王賞(Jpn1)
13年かしわ記念(Jpn1)

ホッコータルマエ

ホッコータルマエ

ホッコータルマエ

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