【平安S】先週もダブル好走!3年連続で好走中の「激アツデータ」に該当した人気薄

前走からの巻き返しを図るサンライズホープ

前走からの巻き返しを図るサンライズホープ


平安ステークス(G3、中京ダ1900m)は交流G1・帝王賞のステップレースとしての側面もあることから、毎年ハイレベルなメンバーが揃う一戦です。

G1のステップレースといえば、先週の京王杯スプリングC。「過去データ3戦3勝!道悪馬場でこそ狙い目な爆弾穴馬」の記事で取り上げたメイケイエール、タイムトゥヘヴンがそれぞれ1着、3着とダブルで好走しました!

平安Sはそれ以上に期待度の高い「激アツデータ」があるんです。

それは、ズバリ「前走G1組」を狙うだけ!

▼前走クラス別成績(過去5年)
前走G1 [2-1-2- 3]複勝率62.5%
それ以外[3-4-3-60]複勝率14.3%

過去5年地方・海外問わず「前走G1組」8頭のうち実に5頭が馬券に絡んでおり、複勝率はなんと62.5%。

一線級のメンバーが揃う分、前走で格の高いレースを使っていた馬の信頼度が高くなっています。

さらに「前走G1組」の中でも特に好走率が高いのは「前走フェブラリーS組」です。

しかも、フェブラリーSで10着以下に敗れていた馬に限れば[1-1-1-1]複勝率75.0%!19年から21年まで、3年連続で馬券に絡んでいます。

▼「前走フェブラリーS」で10着以下に大敗していた好走馬(過去3年)
21年
1着オーヴェルニュ(2人気)
→前走フェブラリーS13着

20年
2着ヴェンジェンス(5人気)
→前走フェブラリーS10着

19年
3着オメガパフューム(3人気)
→前走フェブラリーS10着

この好走馬3頭はいずれも「ダ1800m以上の重賞」では勝利実績はあったものの「ダ1600m以下の重賞」では勝利実績がありませんでした。

JRAで行われるダートG1競走は2月のフェブラリーS(東京ダ1600m)と12月のチャンピオンズカップ(中京ダ1800m)の2競走のみ。

そのため、距離適性合わずともフェブラリーSを使うケースも多く、そこで大敗した馬が今回ベストな距離に戻り、好走を果たしていると言えそうです。

今年の出走馬で上記条件に当てはまるのはサンライズホープスワーヴアラミスの2頭!

特にサンライズホープは昨年10月に同舞台で行われたシリウスSで重賞初制覇を飾っているように、実力、舞台適性ともに十分。今回は大敗後だけに、妙味あるオッズで買えそうな馬券的に面白い1頭といえそうです!