ヴィクタープライムが逃げ切りV カワカミPの初仔は7着…小倉新馬

2月15日(日)、1回小倉4日目5Rで3歳新馬(芝1200m)が行なわれ、藤田伸二騎手騎乗の6番人気・ヴィクタープライム(牡3、栗東・本田厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:09.1(良)。

2着には2馬身半差で3番人気・ムラングシャンティ(牝3、栗東・松元茂厩舎)、3着にはクビ差で9番人気・スマートシャイン(牝3、栗東・木原厩舎)が続いて入線した。
オークス、秋華賞を制したカワカミプリンセスの初仔として注目を集め、1番人気に支持されたミンナノプリンセス(牝3、栗東・西浦厩舎)は7着に敗れた。

内から押してヴィクタープライムがハナを主張し、ムラングシャンティ、メイショウヤソヒメが併せて追走。さらにエスケイアタック、セレブデートなどが続く。ヤマニンフライハイ、フォルラーヌの2頭は大きく出遅れる。道中ではヴィクタープライムが先頭に立ち、馬群はかなり縦長の展開に。徐々に馬群が固まって直線を向くが、再びヴィクタープライムが後続との差を広げ、そのまま鮮やかに逃げ切った。
ミンナノプリンセスも先行集団の一角でレースを進めたが、4コーナー手前で早くもムチが入る展開に。最後は伸びを欠いての入線となった。

勝ったヴィクタープライムは半兄に中央4勝のアイディンパワーがいる血統。一昨年の 北海道サマーセールで399万円で取り引きされていた。また、久々の九州遠征となった藤田騎手は、小倉大賞典のメイショウバトラーなどで4勝を挙げた04年2月8日以来の小倉での勝利となった。
馬主は村上憲政氏、生産者は新ひだか町の三木田牧場。馬名の意味由来は「勝利者+最良の」。

3歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

ヴィクタープライム
(牡3、栗東・本田厩舎)
父:マイネルラヴ
母:スーリア
母父:ラストタイクーン

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。