【弥生賞】サトノクラウン圧巻!無傷の3連勝で本番へ

3月8日(日)、2回中山4日目11Rで第52回弥生賞(G2)(芝2000m)が行なわれ、福永祐一騎手騎乗の2番人気・サトノクラウン(牡3、美浦・堀厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:01.8(稍重)。

2着には1馬身半差で4番人気・ブライトエンブレム(牡3、美浦・小島茂厩舎)、3着には2馬身半差で10番人気・タガノエスプレッソ(牡3、栗東・五十嵐厩舎)が続いて入線した。上位3頭には4月19日(日)に行われる皐月賞(G1)への優先出走権が与えられる。
1番人気に支持されたシャイニングレイ(牡3、栗東・高野厩舎)は7着に敗れた。

ジャストフォーユーがハナに立ち、シャイニングレイ、コメート、クラリティスカイらが先行。サトノクラウンは中団でジッと待機策。
4コーナーから満を持して追い出されると、直線入り口で先頭を窺うシャイニングレイ、コメートを並ぶ間もなく交わし去りそのまま完勝。後方2番手から大外を回って追い込んだブライトエンブレムが2着、最内から末脚を伸ばしたタガノエスプレッソが3着に食い込み、先行勢は総崩れの結果となった。

勝ったサトノクラウンは新馬、東スポ杯2歳Sに続いて無敗の3連勝。この中間はゲート再審査が課されたものの、実戦では無難にスタートを切ることに成功。初の中山、初の2000mを克服して本番へ向けて視界良好だ。

父Marjuはアイルランド生まれで、1991年にアスコットのセントジェームズパレスSでG1制覇。日本で競走生活を送る産駒は少ないものの、母の父としてマルセリーナ、グランデッツァのきょうだい2頭などを送り出している。
馬主は里見治氏、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「冠名+王冠」。

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サトノクラウン
(牡3、美浦・堀厩舎)
父:Marju
母:ジョコンダ2
母父:Rossini
通算成績:3戦3勝
重賞勝利:
15年弥生賞(G2)
14年東スポ杯2歳S(G3)

サトノクラウン

サトノクラウン

サトノクラウン

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