【高松宮記念】1週前 トーホウアマポーラ「調子は悪くない」

18日、高松宮記念(G1)の1週前追い切りが栗東トレセンにて行われた。トーホウアマポーラ(牝6、栗東・高橋亮厩舎)は助手を背にCWコースを単走追い。終い重点の攻めとなったが、直線でゴーサインを出すと力強いフットワークでフィニッシュ。6F84.8-68.1-52.9-39.0-12.1秒をマークした。

昨年7月のCBC賞で重賞初制覇。レース運びの上手な馬で、その後の活躍も期待されたが、セントウルS8着、スプリンターズS14着、阪神C17着と成績は尻すぼみ。それでも高橋亮調教師は「順調に調整ができていますよ。一週前はコースで。少しモタモタするとこはあったけど、しっかりと負荷をかけて乗られたし、来週はそこまでやる必要もないかな。最近の成績はさっぱりですが、調子自体が悪いわけじゃないしね」と決して悲観はしていない。

高松宮記念が行われる中京の1200mといえば、CBC賞を勝った思い出のコース。しかも鞍上には師と競馬学校の同期で、CBC賞を勝った時のパートナー福永祐一騎手が戻ってくる。

阪神Cからひと息入れてリフレッシュして臨む大一番。ポン駆け実績と立ち回りの巧さを生かして上位へ食らいつきたい。

トーホウアマポーラ