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【フラワーC】またも後続を完封! アルビアーノがデビュー3連勝
2015/3/21(土)
3月21日(土)、2回中山7日目11Rで第29回フラワーC(G3)(芝1800m)が行なわれ、柴山雄一騎手騎乗の1番人気・アルビアーノ(牝3、美浦・木村厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:49.4(良)。2着には1馬身半差で12番人気・アースライズ(牝3、栗東・矢作厩舎)、3着にはハナ差で2番人気・ディアマイダーリン(牝3、美浦・菊沢厩舎)が続いて入線した。
最内のアルビアーノと大外のホワイトエレガンスが好スタート。ココ、アフェクシオンも先手争いに加わるが、コーナーワークを利して向こう正面ではアルビアーノが敢然と先頭に。アフェクシオン、ココ、ホワイトフーガ、ノットフォーマル、ホワイトエレガンスの並びでレースが進み、人気を分けたローデッドはスタートの後手が響いて後方からの追走。
軽快に逃げるアルビアーノの逃げ脚は直線に入っても衰えず、残り200mではセーフティリード。2着争いはディアマイダーリン、ロッカフラベイビーが激しく叩き合うところを、中を割って出たアースライズが先着を果たした。
勝ったアルビアーノは近親に2002年の京成杯を勝ったヤマニンセラフィムや現役オープン馬のキズマがいる血統。父Harlan’s Holidayの産駒には昨年の関東オークスを勝ったエスメラルディーナや2012年のBCジュヴェナイルを勝ったシャンハイボビーがいる。1月5日にデビューしたばかりながら、いずれも逃げ切っての3連勝で、ファルコンSを勝った千田師に続いて、こちらの木村哲也調教師も開業5年目で重賞初勝利。絶好調の関東馬にまた1頭楽しみな重賞ウイナーが誕生した。
馬主は吉田和美氏、生産者は米のHelen Alexander&Helen Groves Rev Trust。馬名の意味由来は「イタリアのコムーネ名」。
フラワーCの結果・払戻金はコチラ⇒
アルビアーノ
(牝3、美浦・木村厩舎)
父:Harlan’s Holiday
母:Antics
母父:Unbridled
通算成績:3戦3勝
重賞勝利:15年フラワーC(G3)



※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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