09年12月6日(日)、5回阪神2日目4Rで、2歳未勝利(芝1800m)が行なわれ、G.ゴメス騎手騎乗の17番人気･ヤマニンシャスールが優勝。勝ちタイムは1:47.8(良)。
2着には1/2馬身差で7番人気･アドマイヤツバサ(牡2、栗東･松田厩舎)、3着には10番人気･ドリームセーリング(牡2、栗東･白井厩舎)、が続いて入線した。なお、1番人気に支持されたディオメデスは9着に敗れた。
なお、セイルラージは、直線入り口で、急に外側に斜行して、サンライズモールの進路を妨害したため、11着に降着となった。

勝ったヤマニンシャスールに騎乗していた、WSJS出場のため来日中のG.ゴメス騎手は、この勝利がJRA初勝利となった。
ギャレット･ゴメス騎手は1972年1月1日生まれのアメリカのジョッキー。 88年にニューメキシコ州のサンタフェダウンズでデビューし、翌年には見習い騎手として182勝をマークして頭角を現す。 98年に主戦場を西海岸に移してからは、その勢いを加速させ、06年から3年連続で北米獲得賞金額1位を達成し、07及び08年にはエクリプス賞を受賞している。 獲得賞金が多いことが示すように大舞台での活躍が目立つ。WSJSは初参加。

また、ヤマニンシャスール(17番人気)、アドマイヤツバサ(7番人気)、ドリームセーリング(10番人気)の決着で、馬連269,760円、3連複1,023,740円、3連単7,728,090円の大波乱の決着。 3連単(4896通り中3064番人気、的中票数15票)は阪神競馬史上1位、JRA史上9位の高額記録。また、3連複の102万3740円(的中票数70票)は3連複の阪神競馬史上1位の記録となった。

勝ったヤマニンシャスールの馬主は土井薫氏。生産者は日高の福山牧場。

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ヤマニンシャスール
(牡2、栗東･浅見厩舎)
父：マイネルマックス
母：イブキグリンバレー
母父：ドクターデヴィアス
通算成績：5戦1勝

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