直線抜け出したサトノデプロマットが連勝でオープン入り…船橋S

4月4日(土)、3回中山3日目11Rで船橋S(芝1200m)が行なわれ、柴田善臣騎手騎乗の4番人気・サトノデプロマット(牡5、栗東・高橋亮厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:07.4(良)。

2着にはアタマ差で2番人気・ネロ(牡4、栗東・森厩舎)、3着には3/4馬身差で12番人気・ストロングロビン(牡9、美浦・宗像厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたアットウィル(牡5、栗東・高橋忠厩舎)は5着に敗れた。

ラフレーズカフェ、アルマエルナトが出遅れ。ハナに立ったのはネロ。外枠からサトノデプロマットが2番手につける。先団は固まったまま直線に入ると、2番手から抜け出したサトノデプロマットが一気に先頭へ。内で粘るネロも懸命に追うが、なかなか差はつまらない。ゴール板直前で盛り返すもアタマ差届かず、サトノデプロマットがしのぎ切った。

勝ったサトノデプロマットは伯母に2002年の阪神JFを無敗で制したピースオブワールドがいる血統。前走、初挑戦となった芝1200mでは2番手追走から快勝。昇級初戦となった今回も同じ展開に持ち込み、見事に勝利。連勝でオープン入りを果たした。馬主は里見治氏、生産者は新ひだか町の千代田牧場。馬名の意味由来は「冠名+外交家」。

1着 サトノデプロマット(柴田善騎手)
「一生懸命走る馬で、馬込みでゴチャつくとガーッと行きそうな感じもあるので、今日は外枠が良かったと思います。内の馬から離れて追走して、追い出してからも体が沈んでギュンと伸びてくれました。良い馬ですよ。リラックスして折り合いがつけば、オープンでもやれると思います」

2着 ネロ(内田博騎手)
「馬が良くなっています。この時計で走って負けたんですから仕方ないですね。この状態でいければチャンスはきますよ」

3着 ストロングロビン(丸田騎手)
「Bコースに替わったことが良かったと思います。最近も硬さがなく良い状態を保っていますし、この年齢で安定して走れているんですから本当に頭が下がります」

4着 インプロヴァイズ(戸崎圭騎手)
「初めての1200で戸惑っていたようです。最後の直線でも前があきましたが、追い出してもすぐに反応しませんでした。もう少し距離があっても良さそうです」

5着 アットウィル(ルメール騎手)
「スタートも良く、良い位置につけられました。あとは直線で加速できれば勝てたと思いますが、上手くギアチェンジが出来ませんでした」

船橋Sの結果・払戻金はコチラ⇒

サトノデプロマット
(牡5、栗東・高橋亮厩舎)
父:ブライアンズタイム
母:ピサノバーキン
母父:サンデーサイレンス
通算成績:17戦7勝
(うち地方通算:4戦3勝)

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